定期テスト対策_古典_徒然草  口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。                                   徒然草『名を聞くより』の口語訳&品詞分解です。                             冒頭に関連すると、マスク生活の中でたまに人の顔を見たときに、              「こんな顔だったっけ,,,」という経験、皆さんあるのではないでしょうか。                                                             ぜひ定期テスト対策にお役立てください!

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

徒然草『名を聞くより』

名を聞くより、やがて面影はおしはからるる心地するを、                       人の名前を聞くやいなや、すぐに(その人の)顔つきが自然と想像される気持ちがするのに、

見るときはまた、かねて思ひつるままの顔したる人こそなけれ。                実際に会ってみるときはまた、前に想像していたとおりの顔をしている人はいないものだ。

昔物語を聞きても、このごろの人の家の、                          昔の物語を聞いても、(物語の中に出てくる場所が)現在のあの人の家の、

そこほどにてぞありけんとおぼえ、                             そこらあたりであったのではないかと思われ、

人も、今見る人の中に思ひよそへらるるは、                        (その物語に登場する)人物についても、今見ている人の中に自然と思い比べてしまうのは、

たれもかくおぼゆるにや。                                 誰もこのように感じるのであろうか。

また、いかなる折ぞ、ただいま人の言ふことも、目に見ゆるものも、              また、何かの折に、今現に人が言っていることも、目に見えているものも、

わが心のうちも、かかることのいつぞやありしはとおぼえて、                 自分の心の中(に思っていること)も、こういうことがいつだったかあったなあと思われて、

いつとは思ひ出でねども、                                (それが)いつのこととは思い出せないけれども、

まさしくありし心地のするは、我ばかりかく思ふにや。                        確かにあった気持ちがするのは、私だけがこのように思うのだろうか。

※ 品詞分解はこちら                                    → 徒然草『名を聞くより』