定期テスト対策_古典_伊勢物語 口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。                       伊勢物語『通ひ路の関守』の口語訳&品詞分解です。

主人公の男がある女性のもとに通っていたのですが、                     番人を置かれてしまい、「寝てほしいなぁ」と歌を詠む場面です。               ぜひ定期テスト対策にお役立てください!

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

伊勢物語『通ひ路の関守

昔、男ありけり。東の五条わたりに、いと忍びて行きけり。                 昔、ある男がいた。東の京の五条あたりに、ひどく人目を避けて通っていた。

みそかなる所なれば、門よりもえ入らで、                          ひそかに通う所なので、門から入ることもできないで、

童べの踏みあけたる築地のくづれより通ひけり。                       子供たちが踏み壊した土塀のくずれた所から通っていた。

人しげくもあらねど、たび重なりければ、                         (そこは)人目が多い所ではないが、(なにしろ男の訪れが)たび重なったので、

あるじ聞きつけて、その通ひ路に、                             邸の主人が聞き知って、その通い路(である土塀のくずれた所)に、

夜ごとに人を据ゑて守らせければ、                             毎夜番人を置いて見張らせたので、

行けどもえあはで帰りけり。                               (男は)出かけても(女に)会うことができないで帰った。

さてよめる。                                       そこで男がよんだ(歌)。

  人知れぬ わが通ひ路の 関守は 宵々ごとに うちも寝ななむ

  人知れず通う私の通い路に関所を設けて妨げる見張りの番人は、

  どうか毎晩ぐっすりと寝てしまってほしいものだ。

とよめりければ、いといたう心やみけり。                          とよんであったので、(女は悲しくて)とてもひどく心を痛めた。

あるじ許してけり。                                    (それを見て)邸の主人は(あえて男の訪れを妨げずに)黙認してしまったのであった。

二条の后に忍びて参りけるを、                              (これは実のところは、男が)二条の后のもとへこっそりと参上していたのを、

世の聞こえありければ、せうとたちの守らせ給ひけるとぞ。                  世間の評判になったので、(后の)兄たちが監視させなさったということである。

※ 品詞分解はこちら                                    → 伊勢物語『通ひ路の関守』

 

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