定期テスト対策_古典_枕草子_口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。
枕草子『村上の先帝の御時に』の口語訳&品詞分解です。
ぜひテスト対策にご活用ください!

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

枕草子『村上の先帝の御時に』

村上の先帝の御時に、雪のいみじう降りたりけるを、
先の村上天皇の御時に、雪がひどく降ったのを、

様器に盛らせ給ひて、梅の花をさして、月のいと明かきに、
白い陶器にお盛りになって、梅の花をこれにさして、月がとても明るい夜に、

「これに歌よめ。いかが言ふべき。」と、
「これについて歌をよめ。どのようによむのがよいか。」と、

兵衛の蔵人に給はせたりければ、
女蔵人の兵衛という女房にご下命になったところ、

「雪・月・花の時」と奏したりけるをこそ、
(彼女は)「雪・月・花の時」と(『白氏文集』の一句で)お答えした、

いみじうめでさせ給ひけれ。「歌などよむは世の常なり。
この返事を、(帝は)とてもおほめになった。「(こんなとき)歌などをよむのは月並みだ。

かく、折に合ひたることなむ、
このように、その場その時にぴったり合った言葉は、

言ひがたき。」とぞ仰せられける。
容易に言えないものだ。」と仰せになった。

同じ人を御供にて、殿上に人候はざりけるほど、
同じ兵衛の蔵人をお供にして、殿上の間に誰も伺候していなかったとき、

たたずませ給ひけるに、火櫃にけぶりの立ちければ、
(帝が)たたずんでおられると、火鉢から煙が立ち上ったので、

「かれは何ぞと見よ。」と仰せられければ、見て帰り参りて、
「あれは何の煙か確かめよ。」と仰せになったので、(彼女は)見ておそばに帰ってきて、

わたつ海の おきにこがるる 物見れば あまの釣りして かへるなりけり

海の沖に漕がれている(航行している)ものを見たら、海女が釣りをして帰るところでした――赤くおこっている炭火の燠に焦げているものを見たら、それは蛙でした。

と奏しけるこそをかしけれ。蛙の飛び入りて焼くるなりけり。
とお答え申し上げたのは本当におもしろい。(実は)蛙が飛び込んで焼けているのであったよ。

※ 品詞分解はこちら
枕草子『村上の先帝の御時に』

 

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