定期テスト対策_古典_新古今和歌集_口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。
新古今和歌集の口語訳&品詞分解です。
百人一首にもある有名な歌が入っています!
ぜひテスト対策にお役立てください。

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

新古今和歌集

守覚法親王、五十首歌よませ侍りけるに 藤原定家
守覚法親王が五十首歌をよませましたときに(よみました歌)

春の夜の 夢の浮橋 とだえして 峰にわかるる 横雲の空

春の夜のはかなく艶なる夢が途切れて目が覚めてみると、今しも横にたなびく雲が峰から離れて、夜が明けてゆく東の空だよ。

 

秋の歌とて 後鳥羽院
秋の歌として(よんだ歌)

秋更けぬ 鳴けや霜夜の きりぎりす やや影寒し 呰生の月

秋も深まった。鳴けよ、霜の降りた(この寒い)夜のこおろぎよ。呰が生い茂り、荒れ果てたこの家を照らす月も、次第に光が寒々としてきている。

 

五十首歌奉りしとき 藤原家隆
五十首首歌を奉ったとき(よみました歌)

明けばまた 越ゆべき山の 峰なれや 空ゆく月の 末の白雲

夜が明けたなら(明日も)また越えて行くことになる山の峰なのであろうか。あの空を移り行く月の行き着く先にたなびいている白雲のあたりは。

 

百首歌の中に、忍ぶる恋を 式子内親王
百首歌の中に、忍ぶ恋(という題)を(よんだ歌)

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする

私の命よ、絶えてしまうというなら絶えてしまえ。このまま生きながらえていたら、(心の中で恋の気持ちを人に知られないように)忍び秘めている力が弱くなってしまうといけないから。

 

五十首歌奉りしに、雲に寄する恋 藤原俊成女
五十首歌を奉ったときに、雲に寄せる恋(という題をよんだ歌)

下燃えに 思ひ消えなん 煙だに 跡なき雲の 果てぞ悲しき

人知れず思い焦がれる恋の苦しさのために、焦がれ死にしてしまうであろう、私の火葬の煙だけでも、せめてあの人にそれと知られれば慰められるが、跡形なく雲の果てに消えてしまう、わが恋の終わりの悲しいことよ。

 

題知らず 西行法師

吉野山 やがて出でじと 思ふ身を 花散りなばと 人や待つらん

吉野山に修行に入り、そのままこもって出るまいと決心しているこの私の身を、桜の花が散ってしまったなら山を出て帰って来るであろうと思って、親しい人々は今ごろは私を待っているであろうか。

※ 品詞分解はこちら                                    →新古今和歌集

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