定期テスト対策_古典_春夏秋冬_口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。
春夏秋冬の口語訳&品詞分解です。
ぜひテスト対策にお役立てください。

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

春夏秋冬

雪月花 一度に見する 卯木かな      松永貞徳

(その花は白くて雪のようであり、その名は月の名の卯月に通じ、それ自身花であって、)雪・月・花を一度に見せる卯木であるよ。

 

年の内へ ふみこむ春の 日足かな     北村季吟

(古歌に「年の内に春は来にけり」というが、)年内に立春になって、差し込む日差しも春めいてきたよ。

 

海は少し 遠きも花の 木の間かな     西山宗因

(『源氏物語』にあるとおり)海は少し遠いが、満開の桜の木の間に、(須磨の海が春らしく穏やかに光って)見えることだよ。

 

浮き世の月 見過ぐしにけり 末二年    井原西鶴

(人生五十年というが、五十二歳まで生きた私は)この世の月を人よりよけいに見てしまったよ。最晩年の二年間は。

 

奈良七重 七堂伽藍 八重桜        松尾芭蕉

奈良は七代の帝都(として栄え)、七堂伽藍(の立派な寺院も多く)、(古歌で名高い)八重桜(も、今を盛りに美しく咲き誇っている)。

 

応々と 言へどたたくや 雪の門      向井去来

(降り積もる雪の夜に訪ねて来た人がある。)「おうおう。」と内から応え(て門を開けに出ようとす)るが、(それが聞こえるのか、聞こえないのか、さらに激しく)たたいているよ。雪の中閉ざされた門を。

 

梅一輪 一輪ほどの あたたかさ      服部嵐雪

寒梅が一輪花開いた。(その一輪を眺めていると、ほのかな香りと薄紅色に)一輪の花ほどの暖かさが(訪れたように)感じられるよ。

 

卯の花に 蘆毛の馬の 夜明けかな     森川許六

卯の花(が雪のように白く咲く中)に、蘆毛の馬(に乗って故郷に旅立つ)夜明け(の、爽やかであること)よ。

 

大原や 蝶の出で舞ふ 朧月        内藤丈草

大原(の地は、名を聞いただけで古典の世界が思われる)よ。(春の夜、この大原の里を逍遥していると、)朧月に浮かれて蝶が出てきてひらひらと舞うよ。

 

上行くと 下来る雲や 秋の天       野沢凡兆

上の雲が行くと、下の雲がやって来る(ように行き交っている)よ。(高く晴れわたった)秋の空は。

 

夕顔や 女子の肌の 見ゆる時        千代女

(庶民的な家の垣根に、白く)夕顔の花が咲いていることだ。(暗いのを幸いに涼をとっている)女性の肌が、(ほのかに白く)見える夏の夕べだよ。

 

初恋や 灯籠に寄する 顔と顔        炭太昶

初恋なのだなあ。(火のともされた)灯籠のもとで、(二人の若い男女が)顔と顔を寄せて(火に顔を染めて、恋の思いを語り合って)いることだ。

 

愁ひつつ 岡にのぼれば 花いばら     与謝蕪村

(わけもない)愁いを抱きながら岡に登ってみると、(あちらこちらに)いばらの花が咲いていることだ。

 

月や霰 その夜の更けて 川千鳥      上田秋成

月が照ったかと思うと急に霰が降ったりする、定めない冬の夜も更けて、あたりには川千鳥の声が聞こえる。(私は「月やあらぬ」の歌をよんだ業平のように、 一人で川千鳥の声を聞くことだ)。

 

青海苔や 石の窪みの 忘れ潮       高井几董

(潮の香を運んでくれる)青海苔よ。(それは春の磯の)石の窪みの忘れ潮(の中で採れたものなのだ)。

 

仰のけに 落ちて鳴きけり 秋のせみ    小林一茶

(木から)落ちて(地面に)仰向けになって(力なく)鳴くことだよ。秋のせみは。

 

※ 品詞分解はこちら                                    →春夏秋冬

 

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