私塾大河物語

こんにちは。茨木本校2230です。
今回は,教育界の変遷を描いた,
森絵都さんの「みかづき」を紹介します。
 
昔は通うことに後ろめたさのあった塾が,今や当たり前に。
時代と共に公教育が変われば,それに伴い塾も変わる。
親子三代に渡って繰り広げられる,
理想の教育への模索。
教育に興味がある方には面白く一気に読める本です。
今の時代に続く,教育界の変遷がよくわかります。

本筋から外れますが,2230にとって印象的なところは,
衛星予備校を疑問視しての記述,
「授業において重要なのは,生徒の目に教師が映ることではなく,
 教師の目に生徒一人一人が映ることだ。
 教え子たちの表情を確認せずして,どんな授業ができるのか。 」
ですね。

KECの少人数レッスンが目指すものもここにあります。
見られているのは先生ではなく,生徒。
目の前の生徒達とやりとりしながら授業はできあがるのです。

人対人のレッスンがKECにあります。
本気で頑張りたい皆さん,KECで待っています。