北風と太陽

こんにちは!

KEC枚方本校の小西です。

 

相変わらず不安な日々が続いていますね……

Web授業が延長となってしましました。

早く生徒と会いたいなと思っている今日この頃ですが、終息を待って耐え忍ぶことが大切ですね。

 

 

さて、この間私がWeb授業を行っていて、生徒と会話していたときです。

「こんなに休みだと祝日やGWでも休日の感じがしないよね?」と私が言うと、

「毎日退屈だ」「学校に行きたい」「早く友達に会いたい」と切ない意見が挙がりました。

普段ならむしろ「学校いややー、早くGWになって欲しい」というような意見になると思います。

 

 

ここで私は思いました。

普段は学校に行かなければならないからこそ、時には「行きたくない」と思うこともあり、学校に行かなくて良いという状況になると徐々に学校に「行きたい」と思うようになるんだなあだと。

 

 

これはまるでイソップ寓話「北風と太陽」の教訓のようです。

旅人の上着を強い風で強引に脱がせるよりも、暑さで「脱ぎたい」と思わせることが肝心であると教えてくれます。

厳しい態度よりも柔らかい態度で接したほうが人は動くということですね。

 

 

我々の仕事も同じです。

「勉強しろ!」と言えば言うほど生徒は反発すると思います。

だから生徒が「勉強したい」もしくは「勉強しなければ」と思えるようにすることが大切です。

言うことを聞かないから強制する。そんなやり方は愚の骨頂であると我々は肝に命じなければなりません。非常に短絡的で社会人として、指導を行う人間としてとしてあるまじき姿であると感じます。

こちらから人に何かをさせたい時は相手の様子に合わせ、最善の方法を考えて真摯に伝えていく。

この気持ちを忘れないようにしたいです。

 

どのようにすれば「やりたい」と感じてくれるのか。これをしっかりと見極めなければならないと、この悶々とした日々の中で改めて認識させられました。

また会える日まで今できることを精一杯、一緒に頑張っていきましょう!