期待と不安の入試改革2020⑥

こんにちは。茨木本校2230です。
羽生,といえばヘビでもスケートでもなく,
やはり将棋ですね。
その将棋界,藤井四段の快進撃もすごいが,
AIもすごい。
先月,佐藤名人が将棋ソフトに敗北。
AIはどこまで進化し続けるのでしょうか。

教育の場でも,思考力重視と主体的な学びへ。
入試も改革へ。
先月,センター試験の後継,
「大学入学共通テスト」(←名称変わりましたね)
の記述式問題のモデル問題例が発表になりました。
 

国語(モデル問題例2)では,
急な転勤に伴う月極駐車場の解約を題材として,
貸主への反論を120字以内で書くもの。
契約書の条文を参照し,貸主に異議申し立てるのは,
現実問題として参考になります。
数学(モデル問題例3)では,
条件を満たすような三角形が2通り存在することを,
2つの方針で考えさせています。
さらに条件を一般化させた考察問題もあり,ムムムです。

いずれも,かつてよりも踏み込んだ題材で,
受験生にとっては見たことのない出題です。
根拠と論理,持てる知識でどう表現するか,
これからの高校生の学習姿勢が試されます。
進化する入試に向けて,共に励みましょう。