最新脳科学から考える、「やる気を起こす方法」

枚方本校の土谷です。

最近の科学の進歩は急速であり、ついこの前まで「当たり前」とされて来た考え方が、
いつの間にか「時代遅れ」になってしまうことがしばしばあります。

特に、脳科学や心理学、遺伝学といった「人間」に関する研究の進歩、それらの知識の融合から、
また新たな「人間観」生まれているようです。

その新しい人間観とは
「意識は幻覚で、私とは無意識のことだ。」
と、いうものだそうです。

…ポカーン

ですよね(笑)

例を挙げてみましょう。

喉が乾いていたとしましょう。
目の前に冷たく冷えた飲み物があります。
当然、飲み物に手を伸ばしますよね。
なので、これまでの脳科学では

「飲みたい」という「意図」
から
「飲み物に手を伸ばす」という「行為」
に及ぶ

とされて来ました。
これには私たちも納得出来ます。

ところが、最近の研究結果では、
「『意図』を支配する脳の領域の方が、『行為』を支配する脳の領域よりも速く活動を始めている」
ということが、細かく脳を観察することで明らかになって来ているそうです。

つまり

「飲み物に手を伸ばした」
だから私は、
「飲み物が飲みたい」
という気持ちになっている。

これが、最近の脳科学で明らかにされつつある、「意識」、「無意識」の正体です。

「やる気が起きないから、勉強に手がつかないんです。」
生徒がよく言って来るセリフです(高3のこの時期に、やる気も何も関係ないだろ!と思いますが…)。

ですが、最新の脳科学研究の結果通り、「行為」が「意識」を支配しているのであれば、
「やる気が起きない」という感情は、「勉強をする」という環境に自分を置いていないからだと、
考えられないでしょうか。

言い換えれば、
「勉強する環境」に身を置き、「集中して勉強に取り組んでいる」ような行為をすれば、
「やる気が起きている」という意識にシフト出来るはずです。

無理矢理にでも毎日、朝から晩まで「勉強する環境」に身を置けば、
自然と「自分にはやる気があるんだ」と考えられるようになれる、ということです。

「そんな朝から晩まで、毎日勉強できる環境なんて…」と考えているそこのあなた。

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夏の間も閉まることはありません

お盆休みもなく、文字通り「毎日」空いています。

まだKECに通っていない、という方。

7月25日から夏期講習が始まります。

・夏の勉強スケジュールを決めきれていない方
・毎日勉強できる環境が必要な方
そして
・「やる気がなくて、このままだとヤバイ!」と感じている方

是非一度、枚方本校に足を運んでみて下さい。