大学受験科地歴公民科担当者より:模試のとらえ方

みなさん、こんにちは!

 

KEC近畿教育学院近畿予備校 石山本校の、森と申します。

 

明日は第2回全統共通テスト模試の実施日であります。

夏期集中講座はちょうど折り返し地点を越えたところあたりですが
まずは夏期前半で習得していった知識・実力を、
明日の模試で遺憾なく発揮していただきたいと思います。

比較的長期間にわたっての準備育成をしてきた英・数・国に比べ
地歴公民はまだまだこれから、という生徒さんは多いかとは思います。

ただ、この時期の模試はただ結果に一喜一憂するものではなく
先述したように、この夏前半までの習得事項が
解答に反映できるか否かの確認が
主たる目的でありますから

ひとまず習得できたとされる単元・テーマについては、
実際どれほどの効果・結果となるか、その確認が第一となります。

仮に芳しい結果とならなかった場合、ただ「出来なかった」で終わり、
落ち込むだけの反省となってはいけません。

問題の質や内容にもよりますが、はたしてその問題が、
できずとも止むを得ないものであったのか

あるいは、本来得点すべきはずのところが、答えられない、あるいは
誤答を記してしまったのか

後者ならば、なぜそのような事態になったのか

以上を十分に吟味した上で、次の機会で必ず克服を果たすべく
より効果的な対策を実行していかなければ、
模試を受験した意味はないのです。

かの喜劇王チャールズ・チャップリンは
生前、新聞や雑誌の記者から「あなたの最高傑作は?」と聞かれると

いつも「NEXT ONE(次回作だよ)」と答えていたそうです。

このように、常に限りなく進化と向上を求めていく姿勢こそが、
受験生の基本だと考えます。

模試は受けるまで、ではなく、受けてからが勝負となります。
どうか明日の模試も
今の皆さん自身を最大限反映できるものとするべく努力し
次の皆さん自身をさらに大きく成長させ得る
意味あるものとして活かしていけるよう
最善の努力を切望します。

 

KEC近畿教育学院・予備校

石山本校

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