KEC 塾予備校くずは本校 授業

プロの「聞かせる」技術

みなさん、こんにちは。KEC塾予備校 くずは本校の松田です。

今日は以前投稿した「塾の先生side」のお話です。

 

塾で指導していると、子どもたちが成績を上げるときに持っていると得するスキルについて考えることがあります。もちろん、「語彙力」「理解力」「定着率」など、成績UPに即効性のあるスキルは数々ありますが、これらはどれも一朝一夕には上げられそうにありません….。

 

そこで、私が塾で指導するときに、まずこだわるのが塾生の「集中力」を高めることです。

「集中力」を高めると、時間当たりの学習効果が上がります。同じ授業でも watch & listen で受けるのか、see & hear で受けるのかで、学力の伸びが変わりそうですよね??

ではどうやって「集中力」を高めていけば良いのでしょうか?

 

「集中力」を高めろー!!って言ってすぐに高まれば良いのですが、現実はそう簡単ではありません。

「集中力」を高めるためには、やはりトレーニングが必要です。このトレーニングの一環で、授業では「聞く」練習を行います。

「聞きなさい!!」と大声を張り上げるのも一つの手ではありますが、せっかくなので「指導技術」で「聞かせる」を書きます。

 

 

1⃣説明は簡潔に
私の経験上、塾の授業では一見すると丁寧な説明が良いと思われがちですが、丁寧かつ短い説明が良いです。どれだけわかりやすく、丁寧であっても、話が長いため聞くことに飽きた状態では頭に入りにくいものです。

ことばの無駄を省き、指導内容を台本のように頭の中にストック。ここが、プロとしての腕の見せ所ですね^^

 

2⃣大切な内容の前にはインパクト
授業で絶対に持って帰ってほしい内容、とても重要である内容って、どれだけ塾生に伝わっているのでしょうか?気になりますよね?

重要な内容を伝える前には、塾生にインパクトを与えることが効果大です。
「今から今日の授業で一番大切なこと言うで!」これは有効。(しかも1回の授業で3回までは使えたりするから最高^^)

説明をする前に、「コンコン」と黒板をノックするようにたたく。10秒ほど黙る。「1回しか言わんで…」と言う。も効果的です。

 

書き出すときりがないので、このへんにしておきます。続きはまたの機会に~。

ちなみに、この写真、誰??

 

 

正解は、KEC外語学院の古屋敷先生でした^^

《大逆転の夏をKECで!》


 


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