一般入試 入試状況④

【関西大学】

本年度より入試日程が大幅に変更。①2/1~2/7に ②後期が共通テスト利用のみに③文系はどの学部でも受験可能(2/4除く)④配点均等型・英検利用・共通テスト併用の拡大 などの変更が加えられ動向が注目されていた。

一般入試は約3000名減の前年度比94.3%・共通テスト利用は前年度比79.8%と減少したものの、共通テスト併用型が約4000名増の前年度比166%で合計約2000名減の前年度比97.3%の微減となった。ただ後期一般がないことを考えると前年度比はさらに減となると思われる

<一般入試の前年度比:共テ利用・併用除く>

法学部:90%  文学部:92%

経済学部:98%  商学部:108%

社会学部:94% 政策創造:98%

外国語:105%  人間健康:79%

総合情報:97%  社会安全:102%

システム理:85% 環境都市:87%

化学生命:91%

 

※理系と法・人間健康の減が大きいがあとはほぼ横ばいレベル。文・経済・商・人間健康・社会安全は共通テスト併用が大幅増(経済は前年度比500%)。日程の増加もあるが経済・商はここ2年補欠合格者が多数合格していることもあり、安全志向から人気が集まったようだ。総合情報と社会安全は時代にマッチしておりここ数年安定して志願者を集めている。

※共通テスト併用が増加したのは出願締め切りが共通テスト後であり、高得点を取れた受験者が駆け込みで出願したのが多いと思われる。逆に共通テスト利用は減少しており、初めての共通テストの結果を見てから考える受験生が多かったと思われる。

※理系の減は①関学が大きく拡大②都会の私立より、地元の大学を優先する受験者が増③共通テストが良く追加出願しなかった等の影響かと思われる。