【数楽】高校生正答率5%?!小学生でも解ける場合の数(解説ver)【vol.2】

 

 

 

皆さんこんにちは。またまた瀬尾です。

 

 

数楽コーナーvol.1で出題した問題は解けましたか?

 

『りんご3つ,みかん2つ,ぶどう1つの計6つの果物の中から3つを選ぶ選び方は何通りか。ただし,同じ種類の果物は区別しないものとする。』

 

 

まだ解いていない方は考えてみて下さい。

解き終わった方は答え合わせをしましょう。

 

 

 

正解は・・・

 

 

 

 

60通り?

 

 

 

 

20通り?

 

 

 

 

15通り?

 

 

 

 

 

 

 

いいえ、どれも違います。

 

 

 

 

正解は、6通りです。

正解された方、お見事です。簡単すぎましたね、ごめんなさい。

 

 

間違えてしまった方、惜しかったですね、残念でした。

 

コレ、小学生デモ解ケルンデスケド・・・(笑)

 

 

 

解説していきます。

 

 

 

以上です。

この問題、ご覧の通りただの樹形図の問題です。

 

 

 

小学生の時に学習し、中学生でも学習して、高校生でも当たり前のように使っているはずの樹形図なのですが、何故か高校生になると書けなくなるようです。

 

 

要因として考えられるのは、高校からP、C、!という場合の数を数えるときの便利な記号がでてきました。高校生になるとこれらの記号を多用し、樹形図などで書き出す機会が少なくなったように思います。

 

 

その結果、この問題のようにP、C、!が使えない問題に対応できなくなっているのではないかと考えています。

 

 

 

場合の数や確率の問題において、樹形図は困ったときの救世主になってくれます。樹形図をしっかり書けるよう日頃から特訓しておきましょう。