巡り巡って誰かを元気にできたら

こんにちは。KEC茨木本校2230です。
コロナ関連は数字の話題が多いですが,先日のニュースには残念でなりませんでした。

コロナ感染した妊婦さんが,入院先が見つからずに早産し,新生児が死亡。
感染急拡大で医療が逼迫する中,産科医だけでなく新生児科医もいる医療機関を探すのは難しいとのこと。
それでも,入院できれば手厚いケアができたのでは。
今我らにできることは,我ら自身が少しでも医療機関にお世話にならずに済むように行動を慎むこと。
患者にならないでいることが,必要な人に適切なケアができる環境とゆとりを生むはずです。

情けは人の為ならず,とは,人に親切にすれば,その相手のためになるだけでなく,やがてはよい報いとなって自分にもどってくる,ということですが,人間生活をしていると,これと同じようなことがあるように思えます。

朝ドラ,車椅子マラソン選手の鮫島さんの言葉。
「やってることは100%自分のためだけれども,それが巡り巡ってどっかの誰かをちょこっとだけでも元気付けてたら幸せ」
オリンピック真最中ですが,スポーツの魅力には,その競技を同様にやっている人であろうとなかろうと,元気をもらえるのはそのとおりだと思います。

受験生の皆さんが夢に向かって進むことは,ひょっとすると自らの満足のためだったかもしれません。
でも,皆さんが頑張ることで,今すぐでないとしても,長い将来に渡って,どこかの誰かを,支えたり励ましたりすることになるのでしょう。
そう思うと,コロナで学校行事がままならなくなっても,まあしゃあないな頑張ろか,と思えません?

2230も,F1鈴鹿が中止になったけれども,凹まず頑張ります。