2022年度からの新科目「歴史総合」について

こんにちは!枚方市の塾予備校 KEC枚方本校の藤原です

2022年度から高校での歴史科目が変わることについて少し。
近現代について世界と日本の歴史を横断的に学ぶ「歴史総合」が新しく必修の科目として加わります。
日本史・世界史の紹介的な役割として高校1年生で学び、より詳しい日本史・世界史は選択科目として2年生以降に「日本史探究」とか「世界探究」とかで学ぶ。2021年度までは世界史のみ必修で、高校で日本史を全く学ぶことなく卒業する高校生も多数いたので、全員が日本史・世界史を学ぶことになるということですね。

今までが暗記による部分が多かったことを踏まえて、歴史総合では資料の活用・生徒が問いを立てて主体的に学ぶことを重視するとのこと。
歴史上の出来事や変化について「どうしてそうなったか」といった問いを重視し、文献やインターネットで調べたり、クラスで話し合ったりして、歴史への理解を深めるのが狙いだそうです。

つまり「歴史総合」とは
①世界史と日本史の融合
②歴史の問いに対して主体的に考えることができるようになることを目指す

さらに近現代の歴史と現代の課題の関係を考察していくような流れになっているとのことで、この科目をきっかけに歴史に興味を持つ高校生が出てくると良いですね。

ちなみに理系の私は学生時代は歴史に全く興味がなく、、
興味を持ったのは、「のぼうの城」と「キングダム」を読んでからです。小説と漫画って偉大です。