新年までの達成目標!

こんにちは。滋賀県の大津京にある塾、KEC西大津本校の梶山です。

さて、そろそろ期末テストの結果が出てきました。
私の担当は数学なのですが、西大津本校には毎年数学が苦手な生徒が集まります。

どうも「数学は難しい!」と思い込んでいることや、勉強法が間違っているケースが原因になることが多いのですが、それをしっかりと指導することで、殆どの生徒の数学の点数は上がります。

今回の期末考査の受験本科生全学年の数学の平均点は85点以上でした。中1生(平均87点)と中2生(平均88点)に関しては、80点を切っている生徒はいません。中には前回の中間考査から65点アップなんて生徒もいます。

ただ、入学時は多くの生徒は数学が苦手でした。
でも、次のことを心がければ、必ず点数は上がります。
KECでの指導方針でもありますので、紹介します。

  • 授業時先生の説明を「見る」「聞く」ことに集中できていますか?
    • 毎年ひたすらノートを取るのに集中してしまう生徒を見かけます。これは、先生の説明をノートに転記しているだけです。勉強はノートにさせても仕方がありません。まずはしっかりと説明を「見て」「聞いて」自分が理解できているのかを確認しましょう。そして、「OKかい?」と先生から確認されたタイミングで不十分だと感じたら、「ちゃんとわかっていない気がします」「もう一度!」等のリクエストをしてください。わかる、わからないはわかるまで何度も繰り返せば必ず突破できます。遠慮はいりませんよ。生徒は、わかるために来ているんですから。
    • またKECでは、基本の部分を説明するときに、将来的にどういった形で設問として問われるのかを紹介しています。例えば中学3年生で習う「相似」という項目がありますが、最初に習ったような三角形が2つ横に並んだ設問なんて定期テストや入試には出題されません。多くは平行四辺形の中だったり、円の中だったり、二次関数との融合問題だったり。この内容は、テキストには書いていないので、絶対に聞き逃してはいけませんよ!
  • 正しい勉強法を実践していますか?
    • KECでは復習の機会を「宿題」と「英数ゼミ」にて提供しています。そしてテスト前にはテスト対策授業や休日にはテスト勉強会を開いています。内容的にはどちらも「復習」になります。では、「正しい復習」とは何でしょうか?
      それは、「自力で最後まで解く」ということです。わからなければ解答、解説を見たり、先生に質問に来てもらっても構いません。ただ、その後に自力で最後まで解いていますか? 数学が苦手な生徒の多くが「赤ペンで正しい答えを書いて終わり」というケースが多いです。
      わかっているかとは思いますが、そのおまじない、絶対に効力はありませんよ。

以上、大きく分けて2点。
西大津本校では、実際にそれを受け入れた生徒から順番に点数は上がっています。
点数が上がった保護者の方から「先生のおかげで・・・」とお礼を言われたりしますが、明らかに本人の努力の賜物なので、「本人を褒めてやってください!」とお伝えさせてもらっています。

そして、数学の成績が上がった生徒が提出してくれた「新年までの達成目標」にも変化がありました。

「数学だけではなく、他の教科も点数を上げる!」

もちろん全面協力させてもらいますよ! 一緒に頑張ろう!