速さの問題

こんにちは。滋賀県の大津京にある塾、KEC西大津本校の梶山です。

小学6年生で習う「速さ」の問題ですが、中学生でも結構間違える問題を紹介します。

■□問題□■

日哉(はるや)くんは、家から12キロ離れたところにあるおじいちゃんの家に歩いていきました。

行きは時速4kmで歩き、帰りは暗くなってきたので急いで時速6kmで歩きました。

日哉くんの平均時速は何kmですか。

 

この問題、「行きも帰りも同じ距離だし、普通に(4+6)÷2=5じゃね?」と答える人が多いのです。

速さの問題は、「速さ」✕「時間」=「距離」が基本です。

ですから、行きは12kmを時速4kmですから、12÷4=3、つまり3時間かかったわけです。
帰りも同様に考えると、12÷6=2ですから、2時間かかったことになります。

よって、往復の距離24kmを5時間かけて歩いたわけですから、24÷5=4.8 答えは時速4.8kmが答えです。

ところで、主人公の日哉くん、実は、私の孫の名前です。すっかり体中から孫バカが吹き出している梶山先生でした。

お待ちしております。

 

 


 

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