関西大学 入試結果

【関西大学】

全学部日程1・2の共通テスト併用を除く全方式で昨年度との競争率(実質倍率)の変化を見てみる。尚志願者数は当初110%前後が見込まれていたが、最終的には昨年比99%の微減になりそうである。

<一般入試の競争率:共テ利用・併用除く>

法学部:3.3倍⇒3.8倍    文学部:4.6倍⇒4.8倍      経済学部:6.3倍⇒5.9倍

商学部:5.2倍⇒4.5倍    社会学部:4.1倍⇒4.5倍     政策創造:5.1倍⇒7.4倍

外国語:6.4倍⇒5.3倍    人間健康:4.3倍⇒8.0倍     総合情報:5.7倍⇒4.9倍  

社会安全:5.3倍⇒5.7倍   システム理:3.0倍⇒3.4倍    環境都市:3.1倍⇒3.1倍

化学生命:2.3倍⇒2.6倍

※産龍・女子大と同様に競争率は下がると思っていたが、全く下がらなかった。むしろ1部学部では昨年より難化している。やはり関関同立と産龍の間に大きな壁があると感じた。(近大はB日程の競争率がばらばらで参考にならない)

※法・人間健康が昨年の反動で志願者増。政策・社会安全も志願者増の影響。経済と商のみ志願者減のため競争率がダウンした。ここ数年高かったための反動と思われる。理系も堅調、合格者に占める浪人の割合も高く厳しい。

※ほぼ全日程で英語の問題が難化。英語で高得点を出したかった生徒には厳しい入試となった。

※関学・立命・同志社は志願者増。特に関学は10%以上の志願者増でやや厳しくなった。問題の形式・配点等の違いはあるが、同志社・立命館の合格状況等と合わせてみると、近年の中で関関同立の差が最もなかった感がある。