国語の勉強方法

みなさんこんにちは。小学生、中学生、高校生の塾予備校、高槻芝生校の国語科の小林です。
さて、これから数回にわたって各教科の勉強法についてお話ししたいと思います。まず今日は国語の勉強法について。

他の科目と違い国語の勉強はどう手をつけていいかイメージがわかない。
こんな人もいるのではないでしょうか。

まず大前提として国語の解答は必ず本文中に根拠があります。この根拠をあぶりだしていくことが国語の勉強となります。

●学校の授業対策

学校の授業ではどこが大切なのか先生が示してくださいます。そこで次のような学習方法をお勧めします。

学校のノート(プリント)をしっかりと取る(当たり前ですね)
②①で説明されているところについて、教科書の本文に傍線部と記号だけを付けておく
③テスト前に教科書の目を通す。
④その際傍線部について(ⅰ)どういうことか(ⅱ)なぜかの2点をノート(プリント)で確認する。

要は教科書を問題集に、ノートを解答解説冊子にしてしまうということです。重要なことですが基本的に傍線部を付けている問題は(ⅰ)どういうことか(ⅱ)なぜかの二つの観点からしか出題しません。ですからこれらをノートで抑えることで定期考査の読解問題対策とすることができます。そしてもちろん漢字など知識問題は書いて覚える。これでばっちりです!

●受験対策

(1)受験まであまり日にちがないorあまり国語ばかりを勉強していられない場合
問題集を解きます。その時に「本文の何行目にコレが書いてあって、何行目にコレが書いてあって、それらを合わせると選択しはウが正解だ」のように必ず本文に回答の根拠を求めて解きます。なんとなくで解きません。その後解説をしっかりと見て自分の根拠のおさえ方が正しかったのかどうかを確認してください。○×をつけるだけでは「やった気」になるだけで力は尽きません。

(2)受験までに時間があるor国語にある程度の時間をさける場合
(1)の方法で問題集を解くだけでなく、本文の要約を作って先生にみてもらいましょう。要約を作るのは非常に面倒くさいものですが、これを続けると非常に底堅い力を身につけることが出来ます。また、入試の記述対策にも直結します。遠回りなようでじつは一番力の付く方法です。

もちろん一番いいのはKECの授業を受けてもらうことです。KEC生でない方はまずはお気軽に体験授業受けてみて下さい。