【傾向と対策】関西外国語大学の英語

大阪府枚方市に複数のキャンパスを展開し、関西だけでなく九州や東北からの受験生も増やしている関西外国語大学。

KEC近畿予備校の受講生の多くも関西外国語大学を受験します。

今回は、関西外国語大学の英語の出題傾向と対策をご紹介します。
<公開日:2022/07/13>

**出題方式**

・どの学部も(短期大学部も含めて)、11月の公募推薦入試に関しては、英語1教科のみで受験できる。
・一般入試にはA方式(英語+国語)とS方式(英語のみ)がある。ここではA方式についてのみ説明する

・試験時間=90分
・配点=200点

**出題傾向 大問別**

〔1〕リスニング問題

・試験開始後70分ほど経過してから始められる。

・4〜5分程度の英文が読み上げられ、それに続いて英語による問い(問題用紙には印刷されていない)が4問出題されるので、4つの選択肢の中から正しいものを選ぶ。

・英文の内容は比較的易しいものが多い。

・英文と質問文は2回読まれる。1回目の英文読み上げ時に、文中に登場するヒントになりそうな名詞や数値をメモしておくことを忘れずに!

1回目の質問文の読み上げの際に、whatやwhere等の疑問詞に注意しながら、何が問われているのかを確実に押さえ、2回目の英文読み上げの際に関連箇所を的確に聞き取ることが大切。

〔2〕長文問題

・語数は1000語に近い場合もあり、かなりの速読力が求められる

・小問の数はおおむね12問。

・最後の小問は、6つの選択肢の中から文中に述べられている内容と一致するものを2つ選ぶ「内容一致問題」。本文を読む前に、各選択肢の中のヒントになりそうな語句(固有名詞や数詞など)にチェックを入れておくことを勧める。

・他の小問は空所補充と下線部一致問題だが、本文を正しく読めているかをチェックするもの以外に、単純な文法・語法の知識だけで解けてしまうものも多く見受けられる。

・空所補充問題の中に1問だけ、連続する3つの空所の中に3つの文を正しい順序で入れる「文整序」問題が出る。これについては旧センター試験の過去問に類似の問題が数多く見つかるので、それらを使って練習するのがよい。

・文中には、一般的な大学受験向け単語・熟語集には載っていないレベルの語句も多く見られるので、日頃から語彙力の増強を図るとともに、いわゆる「文脈」からの類推で未知の単語の意味をつかむ練習も欠かせない。

〔3〕語彙力問題

・小問の数はおおむね12問。

・15〜30語程度の短い英文中に含まれている下線を施した語の意味を選ぶ四択問題。

・下線部は単語だけでなく、成句・慣用句などの場合もある。

・一般的な単語・熟語集に載っていないものも出題されるハイレベルな問題なので、英検準一級レベルの単語集を仕上げておくのが無難。ただし「文脈」からの類推力で読み解けるものもあるので、語彙力のみで勝負しようとは考えず、総合的な英語力で乗り切ろう。

〔4〕文法・語法問題

・小問の数はおおむね6問。

・「次の各文のうち、最も適当なものを、a〜dのうちから1つ選びなさい」という形式の問題。

正解以外の3つの選択肢は文法・語法上の誤りが少なくとも1つ含まれている「非文(つまり、英文として成立していない文)」なので、それらを消去していけば正解にたどり着ける

・選択肢の英文を1つずつ細かく見ていくと、例えば「3人称単数なのに、動詞にsがついていない」等の誤りが容易に見つかるが、かなり複雑で難度の高い問題が出されることもあるので要注意。

立命館大学の過去問などで、文中の4箇所の下線部の中から文法・語法上の誤りを含むものを選ぶ形式の問題をやり込んでおくと役に立つ(ただしこのタイプのものは現在の立命館の入試には出題されていない)。

 


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