doはどうしてdoなのか。

こんにちは 塾 予備校 英語担当の向野瀬です:)
本日のテーマは「doはどうしてdoなのか。」です。

be動詞の否定文とdo動詞の否定文

be動詞の否定文はbe動詞の後ろにnotをつけるだけです。
I am not a soccer player.

do動詞の否定文はdoの後ろにnotをつけます。
I do not play soccer today.
doが突然に出現しましたね。驚きですね。これはどうしてなのでしょう。

doはどうして突然に

実は英語の歴史の中で少し昔までは肯定文でもdoを使っていたんです。
I do play soccer today.

※現在の高校英文法では「私は間違いなく今日サッカーをします。」といったかたちで動詞の「play」を強調する表現で教わります。

上記かたちで少し前までは「do+動詞の原形」がひとかたまりで動詞とされていました。
なのでdo動詞では

I do play soccer today.
Do you play soccer today?
I do not play soccer today.

といったかたちで疑問文と否定文ではdoを使用するんですね。

doはかたちを変えても

実は3人称単数や過去形でも同じなんです。
過去の英語では
He does play soccer today.
このようにdoにSをつけて動詞を原形のままつかっていたんです。

なので3人称単数の否定文と疑問では
He does not play soccer today.
Does he play soccer today?

といったかたちでdoにSがついて動詞はもとのかたちになるんですね。
加えて肯定文でdoesを同じように隠すとSが消えてしまうので動詞にSが移動し現代の英語になっていきました。

以上、「doはどうしてdoなのか。」newsでした。


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