基本こそが大事

みなさんこんにちは。小学生、中学生、高校生みんなの塾予備校、高槻芝生校の小林です。
さて、今日は「漆(うるし)の日」だそうです。平安時代、惟喬(これたか)親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願の日のこの日に漆の製法を菩薩より伝授されたという伝説が由来だそうです。しかしいろいろな日がありますね。

漆と言えばなのですが、みなさん漆塗りはご存知ですよね。そこから派生した「漆塗りのように」という言葉を聞いたことはありませんか。「少しずつ、少しずつ物事を重ねていく様」を表します。

高槻芝生校ではまさに漆塗りのように少しずつ少しずつ丁寧に丁寧に基礎基本を積み上げていきます。

砂上の楼閣」という言葉があります。「 一見立派だが基礎がもろくて長く維持できないこと」の意味です。一夜漬けや無理やりな暗記では強固な基礎を築くことはできません。大切なことは華々しいことではなくて、実はとても地味なものです。けれども地味なものほど滋味深いものです

地味な漆塗りを重ねることで美しい漆器が出来上がります。我々はこの地味を大切にしたいと思います。