期待と不安の入試改革2020⑨

こんにちは。茨木本校2230です。
11/10,11に実施されました,
「大学入学共通テスト」プレテスト問題が公表に。
 
体裁はお馴染みのものですが,
表紙右上,数学①は「100点 70分」,
国語は「200点+記述式の評価 100分」とあります。
現状より時間が長くなるのですが,
国語の100分って,私立大志望者にとっては負担大!

2230担当の数学を見ますと,
表計算ソフトの操作と結果の関係や,
学校階段の蹴上げと踏面の関係など,
実際の作業を連想するネタはまさに新入試。
太郎と花子さんの掛け合いも多いですね。
状況はただ一通りでなく,様々な場合があって
それらを考えさせようとする姿勢は◯ですね。

記述問題が3問ありますが,解答欄は
5cm✕7cm程度で決して大きくないです。
答えだけを「書く」だけか,せいぜい数式で3行。
これなら受験生の負担はゼロ?

今年1月のセンター数学①と比較して
内容以外に気になった点。
試験時間が10分増加(1.16倍)に対して,
問題頁数(必答2題+選択2問)は
18から22に4増加(1.22倍)に。
当然ながら,問題文の字数も増加。
読み間違わず,読み取ることが要求されます。
なお,マーク式解答数は減ってますが,
記述問題が新設された分と相殺でしょうか。

今後,英語は別日程で実施されます。
新入試に向け,お国も我らも手探りですが,
より良いものになることを願っています。