四天王寺高等学校の数学〔傾向と対策〕

四天王寺高等学校

▶アクセス

①大阪メトロ谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘から徒歩5分
②JR・大阪メトロ天王寺から徒歩10分

▶コースと偏差値 合格最低点(併願の目安)

コース 偏差値 合格最低点
(/500点)
文理選抜 71 350点
文理 68 264点

各科50分
5科目型と3科目型あり(3科目型は英数国を5/3倍にして500点)
5科目型と3科目型の高得点のほうを合否に採用
※外部試験加算 英検1級・準1級は100点換算  2級は80点換算

▶主な公立受験校

北野・天王寺・高津・大手前・四条畷・豊中・奈良・畝傍・郡山 など

▶大学進学実績

国公立大) 京都大(11)・大阪大(17)・神戸大(12)・北海道大(5)・一橋大(1)・九州大(1)・大阪公立大(28)・京都府立医科大(2)・奈良県立医科大(10)・滋賀医科大(6) など
私立大) 早稲田大(12)・慶応義塾大(10)・東京理科大(4)・同志社大(97)・立命館大(85)・関西大(87)・関西学院大(101)・大阪医科薬科大(25)・関西医科大(17)・兵庫医科大(25) など


今回は、四天王寺高等学校数学の出題傾向と対策をご紹介します!

傾向と対策

**出題方式**

制限時間50分 100点

大問6題

出題形式

  • 第1問 数と式
  • 第2問 文章題
  • 第3問 関数+平面図形の計量
  • 第4問 関数
  • 第5問 確率
  • 第6問 空間図形の計量

**難易度**

・標準的な問題から難易度の高い問題まで幅広く出題
・計算問題も丁寧にしないと間違えやすい。計算ミスをすると数学で得点が取れないことになる。
・2次関数や平面図形の計量の問題は、よく出題されるパターンなので、得点源にしておきたい。相似や三平方の定理や円の知識を組み合わせて解けるようにしておくこと。空間図形の計量問題は難易度が高い。時間をかけて取り組みたい。
・全体的には、難易度の高い問題である。

**対策**

*数と式*

・数の計算、平方根の計算、因数分解は確実に得点できるように、計算特訓をしておくこと。数や平方根の性質を利用した問題にも慣れておくこと。
・間違いやすい計算問題もあるので、丁寧に解く練習をすること。
・計算演習を正確にスピードを上げてできるトレーニングをする。

*関数*

・放物線と直線のグラフが毎年出題
・標準的な問題から難問まであるため、標準的な問題は確実に解けるようにしておくこと。
・面積や二等分線など標準的な典型的な問題が多いので、関数問題と解く量を増やしておくこと。相似や三平方の定理、円周角の定理などとの融合問題が出題されている幅広く学習しておくことが必要。

*図形*

・三角形の相似、円の性質、三平方の定理の利用が出題。平面図形は標準的な出題も見られる。良く出題されている問題形式なので、問題集でたくさんの標準問題を解くようにすること。
・空間図形も毎年出題されている。直方体や立方体、錐体などから出題。立体の切断や点と面との距離、最短の距離などが出されているので大きく差が出る問題である。
・数をこなすことを心がけること。図形問題が合否の分かれ道になりうる。

*総論*

・標準的な問題でミスをしないことがポイント。得意な生徒は高得点を狙えるが、数学が苦手な生徒にとっては、計算ミスが命取りになる。計算分野ではミスは許されない。
・最難関の数学 単元別7か年と近畿の高校入試問題集を解く。
・特に平面図形や関数問題はたくさん解いて問題に対する発想ができるようにしておくこと。
・過去問5年分を2回解くこと。

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