入試過去問題活用法!!

秋を感じる頃になりましたが、受験生の皆さんにとっては季節を感じている時期ではないかもしれません。河合の第3回マーク模試も終わり、明日はいよいよ第3回記述模試が行われます。春から努力して苦しい夏を過ぎ、そろそろ努力の結果が出始めるころだと思います。
まだまだ、志望校を突破するだけの実力がついている時期ではないので、試験の結果に一喜一憂する必要はありませんが、自分の現状をしっかり把握して、志望校や滑り止め等もちゃんと考えなければならない時期でもあります。志望校が決まれば、それへ向けての対策をしなければなりませんが、それには過去問を解くのが非常に重要になります。その際注意すべきことをお伝えします。

〔1〕必ず時間を計って、実践のつもりで解くこと。

〔2〕時間が足らなかった場合は、答え合わせをする前に、解けなかった問題を時間を気にせず十分考えられるだけ考えて解いてみること。

〔3〕解答する際には正解・不正解だけではなく、正解した問題も自分の判断が正しくて正解したのか、つまり「偶然当たった!」ではないのかを確かめること。

〔4〕間違った問題は必ず正解と、正解するための考え方や根拠を確認すること。

〔5〕間違った問題の出題範囲を、普段使っているテキストで再確認すること。


なぜ?

〔2〕は時間がなくて解けなかったのか、そもそも知識がなかったのかを判断するためです。もし時間をかると解けたのであれば、あとは訓練の問題ですから、問題を多く解いていけば解決できる問題ですが、そもそも理解できていなければ、出題項目を学習する必要があります。

〔3〕は英文法にありがちな勉強法ですが、根拠がはっきりせずになんとなく解いていると正答率は絶対上がりません。必ず根拠を持って解答をすることが必須です。これは普段の学習でも必要ですので、必ず守って下さい。

間違った問題の解説が手に入らなかったり、解説を読んでも理解できない場合は先生に質問をしてください。KECの先生なら、必ず納得いく解説を教えてもらえます。

過去問題を解いて感触がつかめたら、志望校の受験方法を確認しましょう。KEC枚方本校では大学入試担当者による各大学入試説明会を実施しています。こちらをご欄下さい。