期待と不安の入試改革⑭

こんにちは。KEC茨木本校2230です。
「2025年問題」ってご存知でしょうか。
世間で言われる2025年問題とは,,,
団塊の世代800万人全員が75歳以上(=後期高齢者)つまり超高齢社会となることで,生じるさまざまな影響のことを指します。

まあこれはこれで大いに気になるのですが,KECとしましてはこちら。

大学入試センターから,2025年度共通テスト刷新案が出ました。
令和4年度に高校生になる生徒,つまりは現中3生からが対象です。
地歴公民にだいぶ手が入るようです。
出題科目は次の6科で,①地理総合・地理探究②歴史総合・日本史探究③歴史総合・世界史探究④公共・倫理⑤公共・政治経済⑥地理総合・歴史総合・公共。
この6科目から最大2科目を選ぶそうです。
国語は90分に,数②は科目がⅡ,B,Cとなり70分に,それぞれ10分延長。
情報なんて教科も増設に。

時代に沿った教育指導&それらを評価する入試に刻々と変わろうとしていることは評価できます。
ですが,共通テストとしての立ち位置とか,難易度ってものについてはなんとかならないものでしょうか。

思考力は国公立大の個別試験で測るとして,共通テストではもっとあっさりめに,とか。
文系科目が初日のみってのは?私文志望なら1日で済むが私理志望は2日かかる。
むしろ各科50分ずつで1日完結とか。
せめて数①と数②は別日にしてくれると,解説作る身としては助かるんですけどねえ,,,と勝手な都合もあり。

ともあれ,大学入試センターの今後の動きにも注目していきたいところです。