こんにちは、KECの勝賀瀬です。
入試を間近に控えた生徒の多くが不安な気持ちを抱えて勉強に励む時期に
私がよく思い出すのは
大学受験で最後の最後まで苦しんだ生徒、現役では望む大学に行けなかった生徒、
高校中退でもやり直そうと頑張った生徒
もちろん、現役で京大・阪大・神大に合格した優秀な生徒たちも思い出す
しかし、この時期に心に浮かぶのは…やはり苦悩する姿を見てきた生徒たちだ。
3月初めの後期入試のわずかな枠に向かって、仲間が抜けた自習室にこもり続け、
見事合格したTくん。合格体験談を依頼すると、原稿用紙10枚近くも自分の熱い想いを
綴ってくれた。
4大(京都の有名女子大)志望だったのに、短大にしか受からなかったけれど、
2年後には「4大に編入試験に合格しました」と報告に来てくれたIさん。
高1の時には、「単語が覚えられへん、文法がわからへん」と泣きながら、「もう塾やめる」
と口走って帰ったこともあった…。
無理やり勉強させられる毎日に嫌気がさして高1で退学、東京へ出てしばらく働いたが
やっぱり大学へ行きたいと高卒認定をクリアしてから朝昼間へ来たMくん。
そして、中3並みの英語力で大学受験の英文法・英文解釈に取り組んだが、見事に大学合格。
そして、数年たった今年の夏、「大阪府庁に内定しました。ほんとうに先生のおかげです。」
と電話をくれた。
こんな生徒はいくらでもいる。誰もが、みんな自分の進む道を、ずっと歩き続けている。
そして、自分の目標に向かっていく気持ちを強く持ち続けてブレない。
今、センター試験、一般入試…と、大事な時期だからこそ、
自分の気持ち、目標をしっかりと見つめて、前を見て歩き続ける気持ちを高めてください。