こんばんは。茨木本校2230です。
夏期講座募集も大詰め。
KECは少人数制。
受講生と受け答えしつつ進むレッスンでは,
20名を超えるとやりにくいもの。
大勢に埋もれると緊張感も薄れます。
そこで適度にクラス分けを行いますが,
それでも今期は定員締切の講座が出ました。

教材を入手後は課題に挑戦し,授業に臨みましょう。
皆さんの期待に応えるべく,
事務局も担当講師も努めてまいります。
こんにちは。茨木本校2230です。
授業では「やることやろう」,
「せんでもいいことはやらないで」
と申し上げております。
例えば,3次関数の最大値を求める問題。
微分して増減表までは基本作業で,
yの段の数値を見れば最大値はわかりますね。
ここで,グラフを描こうと思うことなかれ。
もしも描き損ねたら,減点です。
もっといえば,極小値も不要。
増加減少の矢印に注目すれば,
最大値候補は端か極大値に絞れるはずです。
極小値を計算し損なっても減点です。

目的意識を持って作業にあたれば,
余計なことをしなくて済みそうです。
そうすることが,余計な失点を防ぐことになり,
余計な作業でのロスタイムも防げることでしょう。
先日のF1アゼルバイジャンGP。
セーフティカー先導中にハミルトンとベッテルが接触。
「ハミルトンがブレーキテストをした」
とベッテル激怒まではいいとして,
自分の右フロントタイヤをハミルトンの左フロントタイヤに
ぶつけてまで怒りを爆発させたのは,やりすぎ。
このためペナルティを喰らい,順位を落とすことに。
これがなければ勝ててたレースでした。
皆さんも,やり過ぎにはご注意を。
こんにちは。茨木本校2230です。
羽生,といえばヘビでもスケートでもなく,
やはり将棋ですね。
その将棋界,藤井四段の快進撃もすごいが,
AIもすごい。
先月,佐藤名人が将棋ソフトに敗北。
AIはどこまで進化し続けるのでしょうか。
教育の場でも,思考力重視と主体的な学びへ。
入試も改革へ。
先月,センター試験の後継,
「大学入学共通テスト」(←名称変わりましたね)
の記述式問題のモデル問題例が発表になりました。

国語(モデル問題例2)では,
急な転勤に伴う月極駐車場の解約を題材として,
貸主への反論を120字以内で書くもの。
契約書の条文を参照し,貸主に異議申し立てるのは,
現実問題として参考になります。
数学(モデル問題例3)では,
条件を満たすような三角形が2通り存在することを,
2つの方針で考えさせています。
さらに条件を一般化させた考察問題もあり,ムムムです。
いずれも,かつてよりも踏み込んだ題材で,
受験生にとっては見たことのない出題です。
根拠と論理,持てる知識でどう表現するか,
これからの高校生の学習姿勢が試されます。
進化する入試に向けて,共に励みましょう。