Total lunar eclipse

みなさん、こんにちは!

KEC近畿教育学院・予備校 石山本校の後藤です。

 

昨日の寝屋川本校、秋田先生のブログにもあるように、今日5月26日は皆既月食の日でした。

秋田先生同様に後藤も楽しみにしていたのですが、KEC石山本校のある滋賀県大津市は曇り空のため、見ることが出来ませんでした…。

そもそもKEC石山本校から南東方向を見るとマンションだらけで晴れていても塾から見えたか怪しいのですが…。

 

今日は中学3年生の授業を担当していたのですが、中学校によっては既に天体を勉強している中学もあり、多くの塾生が月食を楽しみにしていました。

結局は肉眼で見ることは叶わなかったのですが、せっかくなので後藤のiPhoneからYouTubeライブで生徒たちに皆既月食を楽しんでもらいました。

秋田先生の子供のころと違って、便利な世の中になったものです。

 

ちなみに天体の分野はよく高校入試で出題されるのですが、今春の滋賀県の高校入試には天体が出題されていませんでした。

ということは、今年の理科の入試問題で天体が出る確率は極めて高いハズ!

今は苦手な単元の人もいると思いますが、しっかりと理解を深めて得意単元にしていきましょう!


さて、KEC石山本校では7月25日(日)から夏期集中講座が始まります!

まだ2か月も先の話・・・と思う方も多くいると思いますが、既に高校生・高卒生の塾生には案内を配布済み。高校3年生・高卒生の申込締切は今月末に設定しています。

多くの方に受講していただきたいのですが、教室の定員や教室数に限りもあるため、定員に達し次第、受講出来ない科目も出てきます。

そろそろ部活も終わり、受験に向けてスタートを切ろうとしている方はぜひ一度KEC石山本校までお問い合わせ下さい!

 

KEC近畿教育学院・予備校

石山本校

TEL077-537-5861

大学入試説明会開催のお知らせ‼

こんにちは。
塾予備校 KEC近畿予備校 KEC近畿教育学院 山田本校 のノイチです。

各高校の定期テストも終わりつつあり,高校生の皆さんもとりあえずは一段落といったところでしょうか。

しかし,高校3年生の皆さんは大事な目標を忘れてはいませんか。
そう大学入試で志望大学・学部に合格することです。

そこで,KEC山田本校では,国公立大・関関同立大志望者対象に大学入試説明会を以下の日時で開催します。

・関関同立入試説明会 :6月6日(日) 17:00~18:00
・国公立大学入試説明会:6月6日(日) 18:30~19:30

主な内容は,合格のための学習ポイントとその実施計画の策定です。
特に6月から夏休みにかけての3ヶ月の学習で,一気に学力を合格ラインまで上げていかなければなりません。
以前に紹介した夏期集中講座もそれを踏まえたものになっています。

また,保護者の方を対象とした大学入試説明会も6月6日(日)オンラインで開催します。
(参加方法は送信済みのメール・配布物をご覧ください。)

これから受験生にとって勝負の夏が始まります。感染症対策をしたうえで,ここを乗り切り実りの秋を迎えましょう。

なお,6月からの本科授業の受講生,夏期集中講座の新規の受講生もあわせて募集中です。
詳しくは、大阪府吹田市のKEC山田本校 06-6816-7666 までお問い合わせください。

ちょっと違和感が…

さて,本日は,いつもとは趣向の異なる文章ですが,読んでいただければ幸いです。

2021年度のNHK大河ドラマ「青天を衝け」は,ご存知のように,新一万円札のデザインに用いられる渋沢栄一の生涯を描いたものです。
皆さん,ご覧になっていますか? 本稿の筆者は毎週録画して視聴しています。
史実そのものを描いたわけではなく,あくまでフィクションも含む歴史ドラマとして楽しんでおりますが,幕末から明治・大正時代にかけての日本近代史の復習にもなりますね。
1週間に一度,わずか45分,ドラマを見ながら勉強にも役立つ。日本史選択の受験生諸君,これを利用しない手はありません。

しかーし…。
その第14話,5月16日放送分に,違和感を覚える箇所がありました。
放送開始26分後あたりで,吉沢亮さん演じる栄一が,徳川(一橋)慶喜の家臣平岡円四郎の話を聞いた後,

「目から鱗が落ちた…」

…みたいだった云々,と語るシーンです。

え?

筆者の記憶が確かならば,この「目から鱗が落ちる」というフレーズは,原典が新約聖書のはず。
一橋家家臣の末端に加えられた直後の栄一が,(史実として)既に新約聖書を読んでいた…のか?
ドラマ内ではその辺りの事情については何も描かれていません。
「果たして栄一はもう聖書を読んでいたのか?」「当時,このフレーズが京都の人々の間に普及していたのか?」
妙に気になって,調べてみました(こんなとき,インターネットというのは本当に便利なツールですね)。

渋沢栄一が一橋家に仕えることになったのは1863年頃。
幕末期に来日した宣教師たちによって,新約聖書の日本語訳が出版(それも禁教下で)されたのは1872年以降とのこと。
(この翻訳事業で中心的役割を果たしたのが,ローマ字で有名なヘボン J. C. Hepburn だそうです。)
以上の事柄を考えれば,栄一が「目から…」というセリフを口にするのはまずありえないことですね。
とすると,このセリフ,シナリオライター氏が,つい筆を滑らせてしまった,ということなのでしょう。

歴史ドラマなので,時代考証はしっかり行われているはずなのですが,こんな綻びもあったりするのですね。

というわけで,どんな些細なことでも,違和感を覚えた時は,その原因を突き止めるべく,ほんのちょっぴり時間をとって調べてみるだけで,いろんな新しい知識が身につきます。聖書の日本語訳の歴史,ヘボンの関与,等々…それらが受験に直接役立つか否かは,ある意味「時の運」ですけれど,ね。

常日頃の勉強でも同じこと。わずかでも疑問を覚えたことは,何であれ,まず調べてみる。
それでもわからない場合は,知っていそうな人に質問する。これは確実に受験に役立ちますね。
ちなみに,筆者が中学生の頃,would like to〜を「〜したい」と訳すことに違和感を覚え,学校の先生に「wouldは過去形やねんから『〜したかった』と違うん?」と質問したところ「『〜したい』と覚えておけばそれでええんや」と,まともに答えてもらえなかったのはちょっぴり悲しい思い出です。

さて,生徒の皆さん。
日々の学習の中で覚えた違和感,些細な疑問,どんなものでもそのままにせず,調べてみましょう。
自分で調べてわからない場合は,少なくとも英語に関する限り,いつでも筆者のところまで来てくださいね(would like toでも何でも…)
どうぞご遠慮なく。お気軽に。先生をうまく利用…いやいや,「活用」してくださいな

(にゃんこ派fjk記す)