知ってましたか?

みなさん、こんにちは。
交野校の高木です。毎日雨降りで、イヤになりますね。

さて、今年から中学校の英語の教科書が
改定されています。
それに伴い、教科書の中にQRコードが
記載されていて、単語や本文の発音が
簡単に聞けるように!なっています。

今まではCDを買って、聞かなければならなかった
のですが、便利な世の中になりましたね。
QRコードについて、中学校ではどんな指示が出ているか
生徒さんに確認すると「自宅で読んでおくように」とだけ
言われているそうです。

「みんな自宅で聞いたことある?」と確認したら、残念ながら
ほとんどの生徒さんは「聞いたことがない」と返答していました。

そこで、交野校では7/3(土)10(土)に「英文しっかり読まん会!」を
開催しました。
クラブ等で出席できない生徒さんもいましたが、1時間みっちりと
「音読の極意」を伝えて、教科書を読んでもらいました。

初めは声を出すのを恥ずかしがっていた生徒さんも、
終わりごろには、自信がついたのか、担当の先生の前でしっかりと
音読できていました。

英語は読み書きだけではなく、声に出して
耳から聞くことも大切
です。
16(土)にも開催予定です。

参加は無料なので、ご希望の方は、
お気軽にお問い合わせください。

定期テスト対策_古典_大鏡_口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。
大鏡『雲林院の菩提講』の口語訳&品詞分解です。
大鏡は先日一部ご紹介しましたが、再度簡単な情報も載せておきます。
ぜひテスト対策にお役立てください。

大鏡」は平安時代後期に成立した歴史物語です。
「今鏡」「水鏡」「増鏡」と合わせて「四鏡」と呼ばれています。
大鏡、今鏡は人物ごとの業績をまとめていく紀伝体で書かれています。
(後半の水鏡、増鏡は時系列順に出来事をまとめる編年体です。)
大鏡では2人の老人が藤原道長の実績について語り合っています。

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

大鏡『雲林院の菩提講』

さいつごろ、雲林院の菩提講に詣でて侍りしかば、
先ごろ、(私が)雲林院の菩提講に参詣しましたところ、

例の人よりはこよなう年老い、うたてげなる翁二人、
通常の老人に比べて格別に年をとり、異様な感じのする老翁二人と、

嫗といき合ひて、同じ所に居ぬめり。
老女一人とが偶然に出会って、同じ場所に座り合わせたようです。

あはれに、同じやうなるもののさまかなと見侍りしに、
しみじみと、同じような様子をした老人たちの姿だなあと見ておりますと、

これらうち笑ひ、見かはして言ふやう、
老人たちがにっこり笑って、顔を見合わせて言うことには、

「年ごろ、昔の人に対面して、
(世継)「年来、昔の知人にお目にかかって、

いかで世の中の見聞くことをも、
何とかして今まで見たり聞いたりした世間のことも、

聞こえ合はせむ、このただ今の入道殿下の御ありさまをも、
お話しし合おう、また、この現在の入道殿下〔藤原道長〕のご様子をも、

申し合はせばやと思ふに、あはれにうれしくも会ひ申したるかな。
お話しし合おうと思っておりましたが、本当にうれしくもお会い申し上げたことですねえ。

今ぞ心やすく黄泉路もまかるべき。
今こそ安心してに冥途も行けるというものです。

おぼしきこと言はぬは、
心のうちに思っていることを言わないでいるのは、

げにぞ腹ふくるる心地しける。
なるほど腹の張っている(いやな)気持ちがするものですなあ。

かかればこそ、昔の人はもの言はまほしくなれば、
こんなわけだからこそ、昔の人は何かものを言いたくなると、

穴を掘りては言ひ入れ侍りけめと、おぼえ侍り。
穴を掘ってはその中に思うことを言って埋め(、それで気を晴らし)たのであろうと思われます。

返す返すうれしく対面したるかな。
返す返すうれしくもお会い申し上げたことですねえ。

さても、いくつにかなり給ひぬる。」と言へば、いま一人の翁、
それにしても、あなたはおいくつにおなりでしたか。」と尋ねると、もう一人の老人が、

「いくつといふこと、さらにおぼえ侍らず。
(繁樹)「いくつということは、いっこうに覚えておりません。

ただし、おのれは、故太政大臣貞信公、
しかし、私は、亡くなった太政大臣貞信公〔藤原忠平〕が、

蔵人少将と申しし折の小舎人童、大犬丸ぞかし。
蔵人少将と申されたころの小舎人童の、大犬丸ですよ。

ぬしは、その御時の母后の宮の御方の召し使ひ、
あなたは、その宇多天皇の御代の皇太后宮の御方の召し使いで、

高名の大宅世継とぞいひ侍りしかな。されば、ぬしの御年は、
名高い大宅世継といったお方ですなあ。ですから、あなたのお年は、

おのれにはこよなくまさり給へらむかし。みづからが小童にてありしとき、
私よりずっと上でいらっしゃるでしょうよ。私が子供であったとき、         

ぬしは二十五、六ばかりの男にてこそはいませしか。」
あなたはもう二十五、六歳ほどの男でいらっしゃいました。」

と言ふめれば、世継、「しかしか、さ侍りしことなり。
と答える様子です。すると世継は、「そうそう、そういうことでした。

さても、ぬしの御名はいかにぞや。」と言ふめれば、
それにしても、あなたのお名前は何とおっしゃったかな。」と問う様子です。すると、

「太政大臣殿にて元服つかまつりしとき、
(繁樹)「私が太政大臣殿のお邸で元服いたしたときに、

『きむぢが姓は何ぞ。』と仰せられしかば、
『おまえの姓は何というか。』と(貞信公が)おっしゃいましたので、

『夏山となむ申す。』と申ししを、
『夏山と申します。』と申し上げたところ、

やがて、繁樹となむつけさせ給へりし。」
そのまますぐに(縁語仕立てで)繁樹と名前をおつけになってしまいました。」

など言ふに、いとあさましうなりぬ。
などと言うので、(そのあまりの昔々の話に私は)すっかり驚きあきれてしまった。

たれも少しよろしき者どもは、
(その場にいた)かなりの身分・教養のある人たちは誰も、

見おこせ、居寄りなどしけり。
(この老人たちのほうに)視線を向け、膝を進めたりし(て興味を示す様子であっ)た。

「まめやかに世継が申さむと思ふことは、ことごとかは。
(世継)「真剣に世継が申し上げようと思うことは、ほかでもありません。

ただ今の入道殿下の御ありさまの、よにすぐれておはしますことを、
ただ今の入道殿下〔道長〕の御ありさまが、非常にすぐれていらっしゃることを、

道俗男女の御前にて申さむと思ふが、
(ここにお集まりの)出家・在俗、男女それぞれの方々の御前で申し上げようと思うのですが、

いとこと多くなりて、
(何しろ)とてもお話しすべきことが多くなって、

あまたの帝王・后、また、大臣・公偕の御上を続くべきなり。
大勢の天皇・皇后、また、大臣・公偕の御身の上をも続けて話さねばならないのです。

その中に、幸ひ人におはします、
その中でも、幸運な方でいらっしゃる、

この御ありさま申さむと思ふほどに、
この(入道殿下の)御ありさまを申し上げようと思っていますうちに、

世の中のことの隠れなくあらはるべきなり。」
(おのずと)世の中のことがすっかり明らかになるはずです。」

※ 品詞分解はこちら
大鏡『雲林院の菩提講』

 

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