期末テストで460点超え!

KEC_塾_予備校_大逆転の夏

みなさんこんにちは。
伊藤です。

今回の期末テストでなかもず中学校の中3生が、
『先生!460点超えたで!』
と言ってきました・・・
中1の時は300点台やったのに・・・すごい( ゚Д゚)

夏期講習が7月25日(日)※1部24日 からスタートします。
高校3年生と浪人生は講習前に『英文法前期総復習テスト』『語彙力レベルアップテスト』も実施します。

中3も高3浪人も入試まであと半年。
夏はエンジン全開でがんばりましょう!

     

定期テスト対策_古典_大鏡_口語訳&品詞分解

こんにちは。塾予備校部門枚方本校の福山です。
堤中納言物語『このついで』の口語訳&品詞分解です。
作者も編纂者も成立時期も不明な短編物語集です。
『このついで』は香木を焚いているついでに、三人の女房が物語をする話で、今回で最後になります。ぜひテスト対策にお役立てください。

✿ 本文:太字、現代語訳:赤字 

堤中納言物語『このついで』

「いづら、少将の君。」とのたまへば、
(中納言の君は)「さあ、少将の君(の番よ。)」とおっしゃるので、

「さかしう、ものも聞こえざりつるを。」と言ひながら、
(少将の君が)「きちんと筋道立てて、話など申し上げたこともないのに。」と言いながら、(話し始めた。)

「をばなる人の、東山わたりに、行ひて侍りしに、
「おばである人が、東山のあたりに、仏道のお勤めをしておりましたときに、

しばし慕ひて侍りしかば、あるじの尼君の方に、
しばらくの間(私も)後を追って籠っておりましたところ、主人の尼君の所に、

いたうくちをしからぬ人々のけはひ、あまたし侍りしを、
さほど身分の低くない人々の大勢いる気配がしておりましたが、

紛らはして人に忍ぶにやと見え侍りしも、
隠して人目につかないようにしているのだろうかと見えましたのも(興味をそそり)、

隔ててのけはひのいと気高う、
(障子を)隔てて感じられる様子がとても気品があり、

ただ人とはおぼえ侍らざりしに、
普通の身分の人とは思われませんでしたので、

ゆかしうて、ものはかなき障子の紙の穴構へ出でて、
(どんな方か)知りたくて、形ばかりの(隔ての)明かり障子の紙の穴をこしらえて、

のぞき侍りしかば、蘗に几帳添へて、
のぞきましたところ、蘗に几帳を添えて(置き)、

清げなる法師二、三人ばかり据ゑて、いみじくをかしげなりし人、
高潔そうな法師を二、三人ほど座らせて、とても美しい感じの(女の)人が、

几帳のつらに添ひ臥して、このゐたる法師近く呼びてもの言ふ。
几帳のそばに添うように横になって、この座っている法師を近くに呼んで何か言っている。

何事ならむと、聞きわくべきほどにもあらねど、
何事だろうと、声を聞いて判別できる近さでもないけれど、

尼にならむと語らふけしきにやと見ゆるに、
尼になろうと相談している様子ではなかろうかと見えて、

法師やすらふけしきなれど、なほなほせちに言ふめれば、
法師はためらう様子なのだが、それでもやはり(その女が)しきりに言うようで、

さらばとて、几帳のほころびより、
(法師は)それでは(しかたがない)ということで、几帳の合わせ目の隙間から、

廱の箱の蓋に、丈に一尺ばかり余りたるにやと見ゆる髪の、
廱の箱の蓋に、身の丈に三十センチほど余っているだろうかと思われる髪で、

筋、裾つき、いみじううつくしきを、わげ入れて押し出だす。
毛筋や毛先の様子が、たいそう美しい髪を、(女が)曲げ入れて押し出す。

かたはらに、いま少し若やかなる人の、
そばに、(几帳の内の女より)もう少し若い感じの人で、

十四、五ばかりにやとぞ見ゆる、
十四、五歳ほどだろうかと見える(人で)、

髪、丈に四、五寸ばかり余りて見ゆる、
髪は、背丈に十二センチから十五センチくらい余って見える(人で)、

薄色のこまやかなる一襲、搔練など引き重ねて、
薄紫色のきめこまやかな衣一襲に、柔らかく練った絹の衣などを引き重ねて(着ている人が)、

顔に袖をおしあてて、いみじう泣く、
顔に袖をおしあてて、ひどく泣いているのは、

おととなるべしとぞおしはかられ侍りし。
妹なのだろうとおのずから推察されました。

また、若き人々、二、三人ばかり、
またほかに、若い女房たちが、二、三人ほど、

薄色の裳引きかけつつゐたるも、いみじうせきあへぬけしきなり。
薄紫色の裳をまとって座っているのも、ひどく涙を止めかねる様子である。

乳母だつ人などはなきにやと、
(出家する女の)乳母のような人はいないのだろうかと、

あはれにおぼえ侍りて、扇のつまに、いと小さく、
しみじみと気の毒に思われまして、扇の端に、とても小さく、

おぼつかな 憂き世背くは たれとだに 知らずながらも 濡るる袖かな

どのようなご事情なのかわかりませんし、ご出家なさるのはどなたということさえ存じませんが、私の袖も涙に濡れることですよ。

と書きて、をさなき人の侍るしてやりて侍りしかば、
と書いて、そばに控えている女童を使いとして行かせましたところ、

このおととにやと見えつる人ぞ書くめる。
この妹だろうかと思われた人が(私への返しを)書くようだ。

さて取らせたれば、持て来たり。
そうして(女童に)渡したので、(女童は私のもとに)持って来た。

書きざまゆゑゆゑしう、をかしかりしを見しにこそ、
書きぶりは由緒ありげで、趣があったのを見たのにつけても、

悔しうなりて。」
(自分の歌の拙さや書きぶりのまずさが)後悔されまして。」

など言ふほどに、上渡らせ給ふ御けしきなれば、
などと言っているうちに、帝が(中宮のお部屋に)お渡りになるご様子なので、

紛れて少将の君も隠れにけりとぞ。
(慌ただしくする女房たちに)紛れて少将の君も隠れてしまったと(いうことである)。

※ 品詞分解はこちら
堤中納言物語『このついで』

 

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