みなさんこんにちは。小学生、中学生、高校生みんなの塾予備校、高槻芝生校の小林です。
さて今日は保護わん・保護にゃんの日だそうです。「わん(1)にゃん(2)わん(1)にゃん(2)」だからだそうです。

ここから一つ、古文常識のお話をしたいなと思います。
今日は本格的な古文常識のお話です。びっくりしないでくださいね。

中宮定子清少納言がお仕えした)、中宮彰子紫式部がお仕えした)の夫である一条天皇は大の猫好きだったそうです。
命婦の御許(みょうぶのおとど)」と名付けられておりました。
命婦とは従5位以上の位階いかい)を持ち、殿上人てんじょうびと)です。
位階とは宮中でのランクのこと。
この位が高いと天皇の日常生活の場である清涼殿せいりょうでん)の殿上間てんじょうのま)に昇ること(昇殿しょうでん)を許されます。
つまり、殿上人とは当時のエリート集団なのですね。

また、「命婦の御許」が子を産むと「産養いうぶやしない)」という儀式までしたそうです。
これは「出産後3日・5日・7日・9日目の夜に、親類が産婦や赤子の衣服、飲食物などを贈って祝宴を開くこと」です。
乳幼児の死亡率が高かった当時、「3日も生きてくれた、5日も生きてくれた……」とお祝いをしたのです。
この次は生後50日のお祝い(五十日(いか)の祝い)、生後100日のお祝い(百日(ももか)の祝い)と続き、七五三へと連なっていきます。

受験ではそれぞれ赤字の読みが出題されたりします。
わんにゃんから思いがけない話になりましたね。
以上わんにゃん古文常識講座でした。

秋入試悲喜こもごも,次は冬入試へ

こんにちは。KEC茨木本校2230です。
11月から12月にかけての大学入試秋の陣は一段落。
本命大をみごと勝ち取れた方,おめでとうございます。正月をウキウキで迎えられますね。
しっかりおさえて次を目指す方,この調子で参りましょう。

残念な結果となってしまった方,次ですよ。
高校入試では味わうことのなかった失望感をここで初めて体験した方もいらっしゃるかも。
ひとまずは,倍率が違うし,と軽く言い訳しておきましょう。

でも,この結果を受け止めるにあたって,反省と修正は必要です。
なぜ合格できなかったのか。
あの1問が正解だったら。あの分野で力不足だったから。
演習量が足りなかったから。弱点を放置していたから。
受験校とのギャップが埋まらないままだったから。

7週後に迫る冬入試でリベンジを果たしたいところですが,受験校について再考したいことがあります。
「チャレンジ校は1つ,相応校および安全校を優先」
です。これからの7週で,各レベルの大学の過去問から自分の弱点克服の材料を得て,謙虚に克服していきましょう。

今月下旬には,KEC冬期集中講座も始まります。
いざリベンジへ。個々の思いが届くよう,熱い冬を共に励みましょう。