新高1大学入試説明会

こんにちは。塾予備校部門西大津本校の梶山です。

さて、本日新高1大学入試説明会を実施しました。
新しくなる大学入試の制度についてはもちろん、各高校の特徴や、高校3年間の過ごし方について説明させて頂きました。

今の時期から高校生活の過ごし方の計画をたてることで、充実した3年間を過ごしてもらえると思います。

また、その3年間をKECでサポートさせてもらえることが、私達の最大の喜びです。

今回の説明会に参加頂いた方の中には、既に将来の方向を決めている方もいました。

その夢に向かって、KECでは全力でサポートします!

夢、叶えましょう!

合格体験談

KEC_塾予備校_合格体験談_大学受験_現役合格

こんにちは。
塾予備校 KEC山田本校 タカダです。

本日付けのKEC茨木本校のブログで
2230先生が書いてくれてるように
この3月はチャンス月間!

そう、今が勉強できる大きな大きなチャンスです!
自習と質問し放題の時間を思いっきり有効活用しましょう。

本日紹介するのは、
そんな有効活用を体現して、初志貫徹(!)
神戸市外国語大学に合格したSRさんの合格体験談です。

「KECに決めた理由は映像授業ではなくライブ授業に魅力を感じたからです。
 さらに,KECでは志望校別・少人数での授業なので自分のレベルに合わせた学習ができました。
 私は高1のときから神戸市外大に行きたいと思っていましたが,
 高3の5月までは部活をやっていたので, 
 本格的に勉強だけに集中できるようになったのは部活の引退後でした。」

「特に,夏休み中は朝から晩まで自習室が開放されていたので,集中して取り組むことができました。
 私は自宅ではあまり集中して勉強できないので,本当に助かりました。」

「授業では,どの教科も基本的なことから順に学習できたので,
 基礎力が必要なセンター試験ではおおいに役立ちました。」

「センター試験後は2次試験対策講座などを活用し,猛勉強しました。
 実はセンター試験では予定より少し点数が不足していたので,
 毎日のようにKECの先生に英作文を添削してもらいました。
 先生も忙しい中,毎回丁寧にアドバイスをしてくれたり,
 新たなアイデアを教えてくれたり,本当にありがとうございました。」

「最後に,私がこれからの受験生に言えることは,
 志望校を決めたら変えずに猛勉強するということだけです。
 KECを活用して,諦めずに頑張って下さい。」

3月11日対面授業再開します

こんにちは。
塾予備校 KEC近畿予備校・KEC近畿教育学院 山田本校のタカダです。

いよいよ明日の3月11日は、大阪府公立高校の入試日です。
みんなが実力を出し切ってくれることを願っています。

そして、明日の3月11日(水)から
KEC近畿予備校・KEC近畿教育学院 山田本校でも
授業を再開します

WEB授業も継続していきますので、
ライブとウエブの両方の授業で
「実は、すごくお得な春休み前のお勉強」を
楽しんでください。

能力診断テスト開催!!

こんにちは。
KEC山田本校の高田です。

KEC山田本校では、
6月9日(土)&10日(日)
能力診断テストを開催します。

能力診断テストとは、KECが実施する実力テストです。
このテストはKECに在籍している生徒だけではなく、一般の方にも受験して頂くことができます。
(一般の方の受験料は無料です。結果判明後、学習アドバイスもいたします。)
各教科とも広範囲にわたる分野から問題が出題されますので、現時点での学力を確認するのに最適なテストです。

そして、KECの生徒にとっては、今後の学習の指針ともなる大事な大事なテストです。
テスト後には、面談を実施します。
ぜひ、日頃の学習の成果を発揮してください!

山田本校の各学年の試験日時は、以下の通りです。

小学5年、6年生(公立進学)【算国】
6月 9日(土)14:00~15:30

中学1年生 【英数国】
6月10日(日)13:00~15:20

中学2年生 【英数国理社】
6月10日(日)13:00~17:00 

中学3年生 【英数国理社】
6月10日(日)13:00~17:30

高校1年生 【英数国】
6月10日(日)13:00~17:00

高校3年生 【英数国・選択可】
6月10日(日)13:00~17:00 

高校3年生 【受験に必要な科目を選択】
6月10日(日)13:00~

KEC能力診断テストの受験をご希望の方は、
KEC山田本校事務局(℡06-6816-7666)まで
お問い合わせください。
(受付時間 午後2時より8時まで)

同封物は説明会ご案内

こんにちは。茨木本校2230です。
KEC在校生の皆様保護者様には,
指導アンケートの返信をよろしくお願いします。

加えて,各種説明会のご案内もございます。
早速数名の方が申し込みくださいました。

現在受付中の説明会等は以下のとおりです。

■大学入試説明会
日程:6/10
対象:高2生・高3生の保護者様
内容:入試の仕組み,親の心構え,ほか

■国公立大学入試説明会
日程:6/3
対象:高3生・高卒生
内容:センター試験から2次試験までの日程確認,
   合格事例,模試ごとの学習目標設定,ほか

■関関同立大学入試説明会
日程:6/3
対象:高3生・高卒生
内容:英語の出題傾向,今夏からの学習法,ほか

■夏期講座説明会
日程:7/1
対象:KEC夏期講座を初めて受講予定の
   小中学生の保護者様
内容:講座設定,日程詳細,ほか

在校生はもちろん,KECってどう?とお考えの方,
授業関連他にもこのように説明会を催しております。
皆様のご参加をお待ちしております。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、大晦日と元旦の合宿も無事終わりました。両日とも小林も参加しました。みんな頑張っていましたよ。小林に質問に来た生徒さんたちもきちんと理解して、いい顔をして帰ってくれました。皆、あと少し!ガンバレ!!

さて、今日は教材作成にいそしむ予定でしたが……。
とりあえず普段通り出勤。教材作成をして昼食。ご飯を食べたらきちんと洗い物。
本来ならここからまた、教材作成に戻れるのですが……。

2018年の小林は一味違うぜ‼

シンクの水の流れが悪い。アレっと思っていたら排水管からから水が⁉辺り一帯水浸し。
急きょ補修作業に入りドダバタドタバタ。パテを買いにコーナンへ。
この作業で数時間を取られました。
「俺、何しに今日出勤しているんだ」(。´・ω・)?

今日は定休日なのがせめてもの救いです。生徒たちがいる時だったらもう大変でしたね。

閑話休題
せっかくですので連載の最終稿もあげちゃいますw
このシリーズも今回で終わり。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

さて今まで読書についてさんざん書いてきましたが、現場に立っていると、自発的な読書経験のない生徒たちが大半です。(言い方を変えると、学校の国語の授業以外で文章を読んだことがない)
その子たちもちゃんと大学に受からせています。

最後にでお伝えしたいのは、

読書は読解の(あるいは国語の)基礎体力であって、受験に受かる国語力とイコールではない


ということです。

受験に受かるための国語力をつける術は、授業内外で惜しげもなく生徒たちに披露しています。
ここではそれ以前の話、読書以外で読解の(国語の)基礎体力をつける方法について話をしたいのです。

「読書せずに」なんて虫がよさそうですがいい方法があります。
例えばYou Tubeなども一方ですが、小林がお勧めしたいのは次です。

大人との会話

大人は当然子どもよりも語彙が豊富です。「この言葉は通じないかな」と思っても、どうぞ使ってみてください。そしてそのあと、それを優しく言い換えてあげてください。

身近な親や教師との会話を増やす。
実はこれが後々の国語力、ひいては人格の形成に大きな影響を与えます。

大人の豊富な語彙を使って様々に子どもに語ること。
ですが、子どもに語るためには、我々大人も読書をしなければいけません。

親と子の会話なら、親子関係をより深めることができるかもしれません。
教師と生徒の会話なら、教師-生徒の信頼関係がより醸成されるかもしれません。

大人との会話

最後に伝えておきたいことでした。

国語ができる子どもを育てるために⑦ 読解の(国語の)基礎体力その2

みなさん、こんにちは。大和田本校の小林です。
2中のテスト対策でこちらの更新がすっかりおざなりになりました。
申し訳ありません。
さて、長かった基礎体力2のまとめです。

人が「自分が直接体験したこと」からのみで知を蓄えるとなると、
それはそれは乏しいものになってしまいます。

そこはそれ。先人が学んだものをいただけばいい。
悲しいかな、私たちに与えられた有限の時をすべて使っても、
読み切れないほどの古典的名著や現代の優れた書物があります。
読まない手はないと思います。

乱読のすすめをしたのは上記のようなことからです。
つまり、多ジャンルを乱読することで様々な形の知に触れることができます。
いうなれば(受験的)背景知識が手に入ります。

けれども、受験に限定なんてしたらつまらない、もったいない。
多ジャンルの乱読を積み重ねていくと、やがて全方位的な知識となります。

ある分野の知Aと、別の分野の知Bが結びついて、新たな知Cを得ることができる。
実はこのことは2020年度以降の新入試制度で求められることでもあります。
(勉強会で分かりました。よかった、出席して。)

一例をあげてみたいと思います。
例えば小林は生徒の合格を祈っています。
この「祈る」という言葉は、いい意味で使われていますね。
一方(そんなことはありませんが)「あいつなんか落ちてしまえばいいのに」と「祈る」とします。
これは悪い意味での「祈り」で、通常それを「呪う」と我々は言いますね。

では、「祈る」と「呪う」は反対かと思うと、実は語源が同一で
ノル」(超越的存在に対して言葉を発する)と言われています。

「祈る」「呪う」という言葉だけを見ていたらそれは(偏った)宗教学的理解にとどまります(知A)。
ところがここに言語学の要素を持ち込み、語源が同一であると知る(知B) 。
すると今までよりも言葉に気をつけるようになる(かもしれない、ちょっと強引かな)(知C)。

ある分野の知Aと別の分野の知Bが結びついて、新たな知Cを得る
受験的にはテーゼアンチテーゼからジンテーゼを見出すと説明してもいいかもしれません。

これを続けていくことができる人、様々な知を紡いでいける人を、我々は教養人と読んでいます。
小林は教え子に教養主義を掲げたい。そして自身が教養人になりたいと思っています。

「教養とはなんぞや。教養主義とは何ぞや。」

その辺りは例えば竹内洋先生の『教養主義の没落』をご一読ください。

国語ができる子どもを育てるために⑥ 読解の(国語の)基礎体力その2

みなさん、こんにちは。大和田本校の小林です。
今日は中3生の能力診断テストがありました。
手ごたえを感じた生徒諸君!その調子で頑張りましょう。
失敗したなという生徒諸君!猛反省&猛復習です。みんなガンバレ

さて、前回の続きです。洋の東西を隔てた自然観の相違について。

創世記第1章26節から31節です。

神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
神は御自分にかたどって人を創造された。
神にかたどって創造された。

男と女に創造された。
神は彼らを祝福して言われた。
産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。
神は言われた。
「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。
地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」
そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。
夕べがあり、朝があった。第六の日である。

つまり、キリスト教では自然を支配の対象と見ます

一方、日本では八百万の神々がいます。
山には山の神様がいて、海には海の神様がいます。
トイレにだって神様がいます(笑)。
それら神々に比べたら、人間なんてちっぽけな存在です。

だから自然を支配するなんて考えも及ばない
そこで日本人は自然を敬い、一体化しようとします。
古文を読んでいて出家者が山中に草庵を結ぶことがありますが、
これはまさに自然との一体化です。
すると自然を支配というキリスト教とは逆ベクトルが発生する。

ベクトルが逆なのでこれらが本文中で対比されます。

が、ここからが重要です。

日本の自然観では、自然とは偉大なものなので
ちっぽけな人間に保護されるような存在でもない
のです。

すると次の図式が成り立ちます。
西洋=自然を支配→人間が住みよいように自然を変える→自然破壊
日本=自然を敬う→人間は自然の恵みに感謝する→自然を保護しない→自然破壊

ベクトルが逆なのに結論は同じなのです。
受験では上記のような論調を基軸にした文章が出題されることが多い。
以上のことを知っているのと知らないのでは、本文の理解度が随分と違いますよね。

次回、基礎体力編2のまとめです。
基礎体力編2で一番伝えたいところです。
やっぱり次回も必読ですね(笑)。

国語ができる子どもを育てるために⑤ 読解の(国語の)基礎体力その2

みなさん、こんにちは。大和田本校の小林です。
さて、今回は読解の(国語の)基礎体力のお話後半です。

前々回のブログでは基礎体力とは語彙力だと言いました。
もう1つの基礎体力とはズバリ

背景知識

です。
話を分かりやすくするために、ここでは評論文に絞ってお話ししたいと思います。

「解答の根拠は本文中にある。
国語は論理的に書かれており、論理を追うことで筆者の主張を見つけ解答していく。」

巷の国語の参考書を見るとたいていこのようなことが書いてあります。
小林も全く異論はありません。

ただし……、です。やっぱり背景知識を持っておいて損はありません。

例えば、先日小林に質問に来た高3生の場合。
国語の問題集を解いていて、どうにも腑に落ちない……。

見てみると記述問題に関しての質問で、課題文は次のようなものでした。
「欧米のキリスト教文化圏では、聖書(創世記)に基づいて自然を支配し環境を……云々」。というものでした。
出古された感のあるほどよく出題されるパターンです。

この時、キリスト教について、あるいはそれの対比に持ってこられやすい、アジア特に日本それぞれの自然観について、背景知識を持っていれば、「ああ、あのことか」と途端に読みやすくなります。

もちろん、自分の背景知識がバイアスとなって課題文を曲解してしまっては元も子もありません。ですが、知っているテーマが出題されたら、知らない受験生より読みやすいことは確かですね。

彼女には背景知識としてキリスト教(唯一の創造新)における自然観日本の自然観(八百万の神々)を伝え、本文の対比を紐解いて説明しました。

よく出題されるので、せっかくですから次回その一部ご紹介をします。
(次回は必読ですね 笑)。
ただし、これらはあくまでも受験業界での言説です。
「真のキリスト教理解から外れている」とか、
「神道を理解していない」と言った
宗教的論争からは距離を置きます。

今日は朝から勉強会がありました。

2020年度の大学入試制度の改革についての大きな勉強会でした。もちろん小林も個人的に調べて勉強はしていますが、勉強会をしてもらえると随分といろんなことが見えてきます。

さて、今回は連載をいったんお休みして、今日の勉強会の報告を「国語の観点」からごく簡単にお伝えしたいと思います。

結論から言うとやはり国語はさらに重要度を上げるということです。

大学入学共通テストの記述例が出されて随分と経ちましたが、この記述問題に関して、対策の打ちようは比較的容易です(企業秘密❤)。

今回の勉強会で小林が「なるほどぉ」と思ったのは次のことです。
①高校受験、大学受験全体が記述の方へシフトしている。
②記述の内容が従来型でなくなってきている(体験課題探求型とでも申しましょうか)
③目的意識を持った受験生になる必要がある。

どれもふんわりと思っていたことでしたが、具体例をたくさん突きつけられると「ふんわり」から「確証を得られるもの」へと変わりました。

例えば東大の推薦入試の問題をご覧いただくと、「なるほど今までとは違うな」と思われると思います。

この流れがすべての大学に波及していくワケですが、そういった事例を様々な高校入試、大学入試の問題を使って勉強会をしました。

こういった問題に対応していくには、本当の国語力を身に着ける必要があります。そのうえで知識を蓄え自らの体験に引き付け、かつ表現していく必要があります。

そのために乱読が非常に有効ということをお伝えしたいと思います。今後、一問一答的な知識問題(正解がある問題)は数を減らします。というか、それを知っていることを前提に問題が出題されます(正解のない問題)。つまり、知識だけでは太刀打ちできなくなります。必要なのは知識と知です。知とはいわば知識の紡ぎ方です。これを養うには読書量が物を言います。

「ウチの子はまだ小学生だから、大学受験なんてまだまだ先」とお考えの親御さん。

チャンスです。

「情報が未確定だからどう動いたらいいか…」とお考えの親御さん。

チャンスです。

教育の世界が本当に大きく変わります。確かに、不透明なことも多いのが現状です。ですが、「曖昧模糊としているから何もできない(しない)」ではダメです。やるべきことは明白なんです。

必要なことは、まだ小学生の内に上滑りしない本当の学力を身に着けること。

ビックリするくらい当たり前のことですね。
この当たり前が評価される時代がようやく来ようとしています。
このブログをご覧の親御さんには、今回の改革をぜひともチャンスにしていただきたいと思います。
そのために、KECが全力でお力添えをしたいと思います。

追記
「本当の国語力とは何か」、「本当の国語力があるのなら偽物の国語力があるのか」となりそうですが、これはまた機を見てシリーズ化……できたらいいな。