過ぎたるは・・・

こんにちは。茨木本校2230です。
授業では「やることやろう」,
「せんでもいいことはやらないで」
と申し上げております。

例えば,3次関数の最大値を求める問題。
微分して増減表までは基本作業で,
yの段の数値を見れば最大値はわかりますね。
ここで,グラフを描こうと思うことなかれ。
もしも描き損ねたら,減点です。
もっといえば,極小値も不要。
増加減少の矢印に注目すれば,
最大値候補は端か極大値に絞れるはずです。
極小値を計算し損なっても減点です。
 

目的意識を持って作業にあたれば,
余計なことをしなくて済みそうです。
そうすることが,余計な失点を防ぐことになり,
余計な作業でのロスタイムも防げることでしょう。

先日のF1アゼルバイジャンGP。
セーフティカー先導中にハミルトンとベッテルが接触。
「ハミルトンがブレーキテストをした」
とベッテル激怒まではいいとして,
自分の右フロントタイヤをハミルトンの左フロントタイヤに
ぶつけてまで怒りを爆発させたのは,やりすぎ。
このためペナルティを喰らい,順位を落とすことに。
これがなければ勝ててたレースでした。

皆さんも,やり過ぎにはご注意を。

嬉しいなぁ~

こんにちは。石山本校の梶山です。

昨年2月に赴任して、早いもので一年半近く経ちました。
どういうわけだか、私が赴任してからというもの、私の担当科目である数学が苦手な生徒がKECの門を叩いてくれるケースが増えているような気がします。

そんな数学苦手の一人、中学3年生のMさん。今年の春期講習から入学したのですが、他教科に関しては問題なし。寧ろ優秀と言ってもよいレベル。ところが、数学だけが極端に苦手。わからなすぎて、学校の提出物もままならない状況。

「その日の授業でわからないことがあれば、必ず「わからない」と言いなさい。家に持って帰らないこと」
これは、私の授業を受ける上での全員へ伝えている鉄則。

Mさんは、この鉄則を必ず守ってくれます。ですから、毎回授業後や日曜日に質問に来て、時には数時間頑張ることも。

先日、抜き打ちで月例テストを実施しました。
何と、見事100点!

これには驚きました。そしてとてもとても嬉しかったです。
私がその申告に驚いていると、クラス中から自然に拍手が……。
みんなMさんが頑張り続けていたことを知っていたのだと思います。
それを素直に賞賛するクラスの雰囲気。またまた感激。

私はMさんに確認をとってから、Mさんの質問の内容をクラス全員に伝えました。

「先生、今日の授業、前半から全く理解できていません」
「先生、この問題、一体何を聞いているのかわかりません」
間違いだらけのノートを持ってきて、1問ずつその間違いの原因を二人で確認。

点数が思わしくないにもかかわらず、質問に来てくれない生徒の中には、「こんなこと聞いたら、叱られるんじゃないかな」なんて思っている人はいませんか?
当たり前のことですが、叱ったって点数が上がるわけではありません。
わかるまで質問して下さい。

あと、いつもMさんのノートを見て、感心していたことは、「わかる」まで質問した後に、必ず「できる」まで練習を続けていることです。
間違いなく、このことが今回の100点に繋がったのだと思います。

拍手が鳴り止んだ後、
「Mさん、あと、関数と図形がわかるようになれば、数学が少しだけ好きになるかもしれないよ」
と言うと、Mさんは首を横に降る。

「だめか~?」と聞くと、
「もう嫌いじゃないし、寧ろ好き」と。

本当に本当に嬉しい出来事でした。

和歌山大学 野球部 全国大会 初勝利!

和歌山大学 野球部 全国大会 初勝利

皆さん、こんにちは。学院長の木村剛です。

お会いしたときに、教育のことや塾・予備校の運営に関して、いろいろとアドバイスをいただいている大原さんという方がいらっしゃいます。

その大原さんが監督を務めていらっしゃる和歌山大学 野球部が”近畿学生野球春季リーグ1部”で優勝し、創部以来初の全日本大学選手権に出場されました。

出場校の中で、国立大学は和歌山大学が唯一です。

そして、全日本大学選手権で初出場、初勝利をされました。全国ベスト8です!
セレクションなどがない国立大学で全国ベスト8は本当にスゴいです!

大原監督が2008年に監督に就任されたときは、和歌山大学野球部は3部。
“考える”野球に取り組まれ、そして、1部昇格、近畿学生野球リーグ優勝、全日本大学選手権出場!スゴい!

なぜ、和歌山大学 野球部のことをKECのブログで取り上げているか…

それは、”国立大学で、全日本大学選手権出場という快挙”が素晴らしいということと、
3年前からは、KECも導入している「速読”ビジョン”トレーニング」を野球部の練習メニューに取り入れていらっしゃるからです。

和歌山大学 野球部 全国大会 初勝利
(日刊スポーツWeb版より)

因みに、先日、2000本安打を達成された中日ドラゴンズの荒木選手も速読をトレーニングメニューに取り入れていらっしゃるそうです。

荒木 ドラゴンズ 速読
(中日スポーツweb版より)

話は、全日本大学選手権に戻って、
和歌山大学野球部の皆さん、そして、大原監督、おめでとうございます!
秋の大会でのご活躍も期待しています!

 

KEC近畿予備校・KEC近畿教育学院では、速読講座を開講しています。
先ずは、体験をしていただくのが良いと思いますので、KEC各校事務局に、「速読講座 体験希望」の旨をお気軽にお申し出ください。
(KEC各校問合せ先:https://www.prep.kec.ne.jp/school/index.html

受験戦略会議

こんにちは。茨木本校2230です。
昨日は受験生を対象に大学入試説明会。
関関同立向けと国公立向けの2つ。
 

大学のオープンキャンパスも大学説明の場で,
何が学べるか,どう楽しめるか,
ワクワク気分が味わえますね。

KECでの説明会は,そんな憧れの大学に,
合格するための戦略をお伝えする場です。

過去問は,いつどのように使う?
大学ごとの長文比率は?
パラフレーズ問題って?
なぜ国公立か?
受験方式や日程は?
合格事例は?
どれだけ頑張れば?

「学習計画シート」に決意表明。
教科ごとの目標得点を設定。
それを実現するために,各模試において
どのように得点を推移させたいか。
夏までと夏中に取り組む学習プランも。

漫然と勉強しているなんてもったいない。
いつにどこまでできるようになりたいか。
最終目標から逆に辿ってみることで,
時間をより有効に使いたいって気づきますね。

中間試験を終えて緩みそうなところでしたが,
引き締まりました。
この調子で受験勉強継続ですね。

自習室フル回転

こんにちは。茨木本校2230です。
この土日,自習室は大入りに。
 
定期試験が近くなり,
勉強環境を求めて中高生が積極利用中。
中学生には「定期テスト学習計画表」を準備,
▶目標点
▶本日の取り組み
▶本日の満足度
を記入するシートなのです。
 
50分机に向かって10分休憩,のセット。
あの子頑張ってるし,私もと,
共に励む姿がいいですね。
休憩時のお菓子タイムもお楽しみ。

6月には「KEC能力診断テスト」を実施。
こちらに向けても毎日の学習を大切に。

模試後行動指南

こんにちは。茨木本校2230です。
昨日は「第1回全統マーク模試」でした。

日常的なミニテストは,日々の学習深度の判断に有効です。
2230がテストを作るとき,
 クラスレベルにあっているか,
 時期相応の知識を確認できるか,
 正しく運用できているか,
 解く速度は適切か,
といったことを考えて作成します。

では,模試は。

マーク模試の出題レベルは,センター試験と同等です。
高3の5月でセンターレベルって,早いです?
数学は高2までの学習範囲からしか出ません。
でも,解けない。間に合わない。

いいんです。
解けなくっても,間に合わなくっても。
今は。

むしろ。
今気ついてほしいことは,
「このまんまだとマズイ」ってことです。

「あぁ,オレってヤバイやん(良くない意味で)」
と後悔するのは誰でもですが,
次の行動ができれば「さすが受験生」です。

それは。
反省としての「できない理由」とその「対策」です。

「まだ習っていない」なら,
教科書で予習したりネットで調べたりできます。
今後覚悟を決めて臨むことができるでしょう。

「知っているけどできなかった」のなら,
時間をかければできるのか。
それでもできないなら理解が甘いのでは。
適切な作業法を振り返ってみましょう。

「できたはずなのに」なら,
ミスした理由を考えましょう。
単なる計算ミスか,手法が下手なのか。
プロの技を盗むべく授業に臨みましょう。

 
勉強は,がむしゃらに突っ走るだけではありません。
歩み方にも工夫が必要なのです。
時には立ち止まって立ち位置を確認,ですね。

模試開幕

こんにちは。茨木本校2230です。
来る日曜は
「第1回全統マーク模試」開催日です。
 
KECで開催する模試,その第1回めです。

例年,1月のセンター試験の内容を踏まえた出題ですね。
高3生には,いい意味でギャップを感じるテスト。
高卒生には,仕切り直しの姿勢を正すテスト。

受験者の皆さんは,日曜に向けて準備中ですね。
といっても,できることは限られています。
それは,
「4月までの学習テーマでは失点しないこと」
です。
アレは必ず解ける!くらいの理解と練習をお願いします。

模試を受験することも大切ですが,
それ以上に重要なことがあります。
それは,次回に。

増刊

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

いよいよGW。
学生の皆さんは,5月3日から連休,という方がほとんどではないでしょうか。
一足先に連休に入った私は,連休中,とりあえず英気を養って・・・
ということで,大学への数学の増刊号を買ってみました。
連休中,問題集を一冊仕上げてみようという算段です。

これと決めた1冊をきちんと仕上げるのが勉強では大事。
といいつつ,最近の私は,参考書や問題集を買っても,チラッと見て終わることが多いです。
特に,ネットで買った本だと,表紙だけ見て中身を見ていない本もあります。
「これではいかぬ・・・」と,GWで心を入れかえた次第です。

教育者として,子どもたちの模範とならないと,と心を入れかえたGW。
子どもたちの模範となるためには・・・
先日の天皇賞で,生まれて初めて買った馬券がたまたま当たって得たお金で問題集を買ったことは,秘密にしなければなりません。

運が良い(?)KEC高槻本校は,5月6日(土)より開校します。
5月無料体験も実施!

不合格の理由

こんにちは。茨木本校2230です。
新受験生の皆さん,順調ですか?
新学期早々,ようわからん…てな感じでしょうか。
今度は自分の番,でもまだ実感伴わず,ですね。
こんなときは経験者に聞くのがいいです。
んっ?大丈夫なんとかなるって?
ご謙遜を真に受けてはいけません。

先日の高卒クラス開講式では,
「今ここにいる理由」として反省点をあげてもらいました。
 

「勉強不足」(Tくん他多数)
「受験勉強そのものがわかっていない」(Oくん)
「定期テスト感覚で受けてた」(Hさん)
「真剣なスタートが遅かった」(Kくん)
受験勉強は質も量も確保しなければなりません。
基礎って何?その上で何を?
時期とレベルを見据えて進む必要があります。

「苦手科目の放置」(Aさん)
「丁寧さと雑さのアンバランス」(Nくん)
「テクニックに走り過ぎた」(Oさん)
「参考書に浮気」(Yくん)
正しい勉強の姿勢とは?合格点を取るための勉強バランスは?
堅実な知識って?案外わかっていないものです。

「詰めが甘かった」(Yさん)
「やってる気になっていた」(Kくん)
「生活習慣が悪かった」(Mくん)
雑さを指摘されてそれを改善することが大切です。
本質を理解して,ぶれない考え方ができるように。
しんどいけれど,己に厳しくなることも必要です。

彼らはきっと同じ過ちをしないよう努めることでしょう。
新受験生の皆さん,参考になさってください。

私も研修に・・・

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

国公立大学の前期入試が終わり,大阪府公立高校入試まであと10日となりました。
入試も大詰めになったこの時期,私も,下記の速読研修に参加しました。
リンク先は研修中の写真ですが,研修が始まる前はこんな感じでした。

大阪府公立高校入試の一般入試,英数国がA,B,Cの3段階になり,特にC問題対応がなかなか大変ですが,理科,社会も,地味に大変です。
2年前から,問題文の量,問題数,ともに大幅に増加しました。
資料から情報を素早く正確に読み取る力が,ますます問われています。
私の中3理科の授業でも,この時期になると,長文の問題を用意して演習を行っています。

ということで,早く読む力は国語だけにとどまらず,いろんな科目で必要になります。
大量の情報を素早く処理していく能力があれば,勉強にとどまらず,いろんなところで役立ちそうですね。
子ども達の能力を上げる取り組みの一環として,KECでは「速読」を導入しています。
体験も受け付けていますので,ご興味のある方は,ぜひ,KEC高槻本校までお問い合わせください。

ちなみに,入試で忙しいこの時期,なかなか処理能力が追い付かずブログの更新がままならない私も,速読の体験を検討しています。

KEC春期集中講座(新小4~新高3)新規生募集中!
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。