東京都の例

こんにちは。KECの塾予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
最近,話題のニュースといえば,そう,大阪府の公立高校入試の出題範囲縮小の件。
「中3の終盤で習う内容を削減」とのことですが,どこが削られるのか,気になって仕方ありません。
昨日,高槻本校ではたまたま中3の体験生の補習を行っていたのですが,つい,その話題で盛り上がってしまいました。
※補習もきちんとしました!

すでに縮小される範囲が発表になっている「東京」を例にとると,都立高校入試では,次の項目が除外されるそうです。

【国語】
中学3年生の教科書で学習する漢字

【数学】
『三平方の定理』,『標本調査』

【英語】
関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法
※同様の働きをもつ接触節も出題しない。

【理科】
[1分野]
『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」,『科学技術と人間』
[2分野]
『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」,『自然と人間』

【社会】
『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」
『私たちと国際社会の諸課題』

※東京都教育委員会のサイトより抜粋

数学では,大阪府の場合,「図形」が多く出題されます。
もし,東京のように『三平方の定理』が除外されたら,問題の傾向が大きく変わるかもしれませんね。
また,理科では,「力学的エネルギー」とか「太陽系と恒星」は個人的に好きな範囲なのでなくなると寂しい・・・

ただ,これは,あくまで東京の例。
大阪府の発表を待ってから,今後の方針を考えたいと思います。
とりあえず,入試が無くなるわけではないので,志望校に合格に向けて,受験勉強を始めたい皆さんは,ぜひ,KEC高槻本校までお問い合わせください。
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