みなさん、こんにちは!
KEC近畿教育学院/近畿予備校 石山本校の 森 です。
連日の深夜12時越えブログUP、
これでいいのだろうか?(よくないですよね、やっぱり…)
さて、9月に突入いたします。
実際はすでに学校は始まっていて、
夏休み(あったのか?)明けの実力テストもあって、と
「今日からスタート」感は皆無かもしれませんが
この時期から、受験生が取り掛かるのが「過去問演習」ですね。
受験のための実践演習としては必要不可欠なのですが
毎年、生徒を見てそのやり方に疑問を持っています。
疑問①「やりました! 今日はこの年の合格ラインを越えました」
と、嬉々として報告する姿
確かに、実力が上がったと体感できる事象と見ることもできるでしょうが
それって、本当にそうでしょうか。
志望校の過去の入試問題を次々にやっていけば、
その中には、その年の合格ラインや、
自分の設定した目標ライン(例えば70%以上の正解)を
越える時もあるでしょうが
それが、実力そのものを表しているわけではありません。
厳しい言い方をすれば
上記ラインに到達しなかったとき、その中でも
最低レベルとなった結果が、
自身の正直な実力であろう、と見受けます。
受験勉強で最も大切なことは
今の自分の立ち位置を正確に把握することと
その位置と目標ラインとのギャップを
どうやって埋めていくのか、を
深く検討することだと考えます。
そう考えると、
疑問② かなり早い時期にたくさんやっているけど、
その問題結果の検討やフォローを
十分に行えているのか
という思いも生じます。
その問題の解き直し、その断片を暗記する、
といった程度のフォローでは
実力の向上には至らないでしょう。
過去問題の演習や、模試受験で
共通に言えることだと思いますが
実際の演習時間、あるいは模試の受験時間に対して
その倍以上の時間を要して
見直し、解き直し、内容及び周辺確認を徹底しないと
二の轍を踏むことになりがちです。
過去問題演習や模試の復習を効果的にできる者が
受検を制することになる、と確信しています。
それだけに、9月からの受験勉強、大事ですよ。
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