学校推薦型入試 近況報告②

こんにちは

今回は前回に引き続き、明日から始まる近大・京産大の近況を報告します。

【近畿大学:前半】

法学部:前年度比151%(大幅増)

経営学部:前年度比113%(増)

建築学部:前年度比104%(やや増)

薬学部:前年度比103%(やや増)

※前半の主要4学部がすべて増。法学部は昨年4.3倍と近大の中では比較的競争率が低かったため、反動で大幅増。経営学部も人気の商学科・経営学科が大きく増。建築・薬は今年人気がやや高く、堅調な伸び。

全体的に見て、安全を確保したい国公立層から、推薦で早期に決定したい層まで幅広く志願した様子。また例年追加合格を出している分を今年は早期に入学者を確保する可能性があり、出願が増えたと考えられる。

 

【京都産業大学】

経済学部:総合83% 基礎83%(減)

経営学部:総合89% 基礎73%(減)

法学部:総合87% 基礎70%(減)

社会学部:総合102% 基礎94%(横ばい)

国際関係学部:総合99% 基礎91%(やや減)

外国語学部:総合120% 基礎98%(増)

文化学部:総合183% 基礎154%(大幅増)

理学部:総合89% 基礎79%(減)

情報理工学部:総合93% 基礎79%(減)

生命科学部:総合90% 基礎80%(減)   割合は前年比

※総合評価型99%に対し基礎評価型が85%であるのが今年の京産の特徴。評定や資格点がある生徒が総合型で受験する反面、ない生徒は競争率の高い基礎評価型を敬遠したようだ。また昨年競争率が低かった法学科や文化学部およびアジア言語志願者が増、高かった法政策が激減する等隔年現象が顕著な学科も見受けられる。理系は全体的に減少傾向。国際・外国語系が増えているのは今年の動向の中では珍しい。

やはり京産の出願状況からも、高評定者や資格取得者が早期確保したい面と、昨年倍率が低いところに出願する安全志向・早期決定志向が見受けられる。

KEC長尾校