月・理学療法士・プログラミング・英検

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
昨日は,残念ながら,曇り空で話題の月食を見ることができませんでした。
かわりに(?)というのも変なのですが,中学生の頃から大学受験までKECに通っていた卒業生があいさつに来てくれました。
大学を卒業し,今年から理学療法士として忙しく働いているそうです。

晴れ晴れとした表情で来てくれましたが,聞くと,大学に入ってからも勉強は大変だったとのこと。
特に,国家試験前は,受験の時よりも勉強したそうです。
「受験の時も『勉強した~』と思ったけど,国家試験の時は本当に【寝る・風呂・食事以外は勉強】でした・・・」と,ミルク先生がよく言うフレーズで語っていたのが印象的でした。
勉強のゴールは高校受験,大学受験ではない,と,KECが常日頃から言っている通りですね。

ということで,私も何か勉強しなければなりません。
そこで,プログラミングの参考にしようと買った,松下幸太郎・山本光「スクラッチプログラミングの図鑑」技術評論社,2019を取り出しました。
いろんなコードが載っているのですが,その中に「月の満ち欠けのしくみ」というのがあったので,月食記念(?)に入力して実行してみました。
次の動画で,右上の片隅にある地球の周りを月が回ります。
位置関係により,月が地球からどう見えるかを表したシミュレーションです。
 


 
コード自体は簡単なのですが,まあまあ数学の知識を使います。
位置を指定するには座標を使うし,回転させるには三角関数を使います。
プログラミング教育が盛んになりつつある昨今。
ひょっとすると,中学生になった時点で「いや,座標とか三角関数とか知ってるし」という塾生がたくさんいる時代が来るかもしれません。
そういえば,次の日曜(5/30)は英検の1次試験を実施しますが,受験者の低年齢化が年々進んでいます。
中学生どころか,小学生で英検2級を受験する生徒もチラホラ増えてきました。
われわれ大人も,うかうかしてはおれません。
ということで(?),いつまでもスクラッチで遊ばずに,卒業生のようにまじめに働きたいと思います。