結局、法学部って何してるの?

こんにちは。アシスタントの大地です。
最近は枚方近辺の朝の気温と関大方面の気温差に怯えながら大学に行っています。
コートを着て出ても吹田近辺に着くと暖かいので脱いでしまい、結局荷物になるのがオチです。
寒いのが嫌いなのでコートは着たい、でも重い…そんな葛藤を毎日繰り返しています。

前回私がブログを書かせて頂いた時にお知らせしたとおり、今回はリアルな法学の勉強を皆さんにお伝えしたいと思います。
法学部のイメージといえば、憲法や法律を勉強するというのが一番だと思います。
勿論このイメージは間違っていません。ですが、法学部はこれだけではありません。

この国の最高法規である日本国憲法の成り立ちを学ぶ憲法学
犯罪に対しての処罰例を学ぶ刑法学
世間や社会のルールを定めた民法学
日本や世界の経済や過去の問題を学ぶ現代政治学

から派生して…

日本国憲法の元となった海外の憲法を知るための憲法学
刑法や刑事訴訟法の多様な学説を知る刑法各論刑法総論
親族関係を学ぶ民法7や物権の民法3、不動産関係の民法2など
日本とアジア、欧州、米国などとの関係を学ぶ現代政治論2

その他学年が上がるにつれもっと多くの分野を深く学ぶことが出来ます。
どうですか?
授業の名前からして堅そうで難しいイメージがあると思います。
正直に言いますと、難しいです。他学部でも同じだと思いますが、レポートを書くにしても習ったことを正しく書くだけで単位がもらえる訳ではありません。
法学部では、有名な過去の判例(最高裁判所が判決を出した事件)や通説(学会や著名な法学者が多く唱える説)、各法律の条文などを参考にし、時にはそれらを批判しながら正しい答えのない問題を自分なりに解いていかねばなりません。筆記試験であれば上記の要素全てを頭にたたき込み試験に臨む事が求められます。

さあ、ここまで読んでくださった皆さん。
私は皆さんの中の法学部に対するイメージが変わったとは思いません。
むしろそれよりももっと堅くて難しそうだったと感じた方も多いでしょう。
ですが、これが私が約一年経験した法学部の実態です。
単位を取るのが簡単と言える授業は一つもありませんし、内容的に比較的簡単だと言える授業もありません。
では、何故私が法学部を志望したのか。
目指している職業的に法学を知っておく方が良いからということもありますが、一番はやはり
「法律を学ぶのは楽しい」と高校生の時に感じてしまったからです。

「どれだけしんどくても自分が好きなら頑張れる」
昔はこの言葉に不信感を抱いていましたが、あながち嘘ではないのだと関大法学部に入って気づくことが出来ました。ですが、これは関大や法学部に限った話ではありません。
これから大学を目指し、自分が選んだ学部で精進していくであろう受験生の皆さんにも
この気づきを体験してほしいと強く思います。

その第一歩である受験がもうそこまで来ています。
冬の寒さと共に厳しくなっていく受験勉強。
まずはここの山場をしっかりと満足のいく形で乗り越えられるよう、後悔の無いように
頑張っていきましょう!!

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