合格体験談 プレイバック その4

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
12月は多くの高校生がテスト時期を迎えます。
高槻本校でも自習室が大盛況になっています。

さて,今回は,2020年に大学に合格した体験談を紹介します。
高2の秋から予備校探しを始めKECに入学し,槻の木高校から大阪医科大学看護学部(現・大阪医科薬科大学)に進学したIさんの合格体験談です。
私の数学の授業にも体験に来ていたIさんですが,その後,気が付けばアシスタントとして一緒に働いています。
高槻本校に始めてきてからまる3年。
ミルク先生や私のボケにもようやく対応できるようになってきた,まじめなIさんの合格体験談です。
公募に合格した高3生の参考にもなります。
ぜひ,ご一読ください。

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私は高校2年生の秋に、学校の授業の補強と受験対策のために予備校を探し、その中で、少人数制だったところと先生方の親身な様子からKECへの入学を決定しました。

少人数の授業なので、先生が生徒の学力の状況をよく把握していて、進路相談のときにも過去の塾生の記録とともに的確なアドバイスを頂いて、目標を早いうちに定めて先が見通しやすくなったことも志望校合格の一因だったと思います。どの授業もとても良い内容でしたが、その中でも個人的には長文読解が一番タメになりました。勉強の仕方に悩んでいたので、単語や文法を覚えていくのはもちろんですが、先生の言うように、解説された長文を繰り返し読んで理解を深めることでそのパターンを覚えたり、長文に慣れさせるのは効果的でした。

受験については、正直に言うと、公募制入試で滑り止めの大学に受かった時、安心を覚えましたが、思いのほか気持ちに緩みが出て、最終的にずっと全力で打ち込めたかというと肯定しづらく、どこかまずいなと思いながら本番を迎えました。結果は確かに合格で喜ばしくありましたが、そのことがやや心残りでもあります。滑り止めは心の安定にも繋がりますが、そのせいで集中を切らしては本末転倒なので、心残りのないようによく考えて受けてほしいです。

あと、アドバイスとしては、勉強は一気に詰め込もうとしても入りませんし、定期的に息抜きの必要があります。休むときはしっかり休むことが大事で、特に睡眠は削らない方が次の日効率的に動けるので結果的に捗ります。過去問をしたり計画を立てたりするのは早々にやった方が気持ち的にも落ちつけるので良いです。

最後に、これでも一定の努力をしたからこその志望校合格であると私は思っています。これから受験をむかえる皆さんには、つらいことも多くあると思いますが、後悔のないよう努力を重ねていってほしいです。