2次試験の思い出

こんにちは。KECの塾・予備校部門,高槻本校の数学理科担当の川渕です。
関関同立の合格発表が始まり,合格の報告が多数来ています。
なかには,授業中の私のところに関大の合格の報告に来てくれた塾生もいました。
授業中の中3はちょっとびっくりしていましたが,刺激になったようすです。
小中高一貫教育のKECならではの光景ですね。

さらに,国公立大学の合格者も出ています。
神戸大学と大阪公立大学に合格です!
これから2次試験を受ける塾生たちも,あとに続いてほしいところですね!

ところで,2次試験といえば,私には定番のネタ(?)があります。
それは,「大学院生の頃に2次試験の試験監督をしたことがある」という話。
一生を決める大事な試験だけに,いろいろ決まり事があって大変だったと裏話です。

1000人以上の受験生がやって来る2次試験。
試験官も大学教員や大学院生など,100人くらいはいたでしょうか。
試験前には大教室でみんな集まり,注意事項を聞くことになります。
20年くらい前の話なのであまり詳しくは覚えていないのですが,こんなことがありました。
・問題に関する質問は個別に答えず,本部を通して全員に答える
・受験生が試験中にトイレに行くときは,入り口までついていく

こう書くとなかなか厳しそうですが,受験生にとっては人生がかかった試験です。
こちらも真剣にやらなければなりません。
受験生全員にとって公平な試験を実施する必要があります。
例えば「質問に答えない」といった決まりも,答えた生徒だけ有利になるのを防ぐためなのだそうです。

そんな厳しい試験ですが,あんがい優しいところもあります。
例えば「受験票を忘れた受験生への対応」といった決まりもありました。
詳細は忘れましたが,なんとかしてくれるそうです。
試験官も鬼ではないので,そういうところは助けてくれるのだなあと感心しました。
そういえば,私は高校受験のときに答案に名前を書き忘れたのですが,試験官が教えてくれて命拾いをした思い出があります。
試験監督者は皆さんが安心して公平に受験できるよう,さまざまな配慮をしています。
どんと構えて,これまで学んだ学習の成果を発揮しましょう!

■KEC高槻本校の公式サイトはこちら

6年後の大学受験を目指して
新中1スタートダッシュ講座3月開講クラス受講生募集中!