京阪沿線に本部を構え大阪府、兵庫県からの受験生も増やしている龍谷大学。
京阪沿線に教室があるKEC近畿予備校の受講生の多くも龍谷大学を受験します
今回は、龍谷大学の英語の出題傾向と対策をご紹介します。
<公開日:2022/06/20>
**出題方式**
※龍谷の英語は、公募制推薦も一般も、問題は同じ。
(過去に、部分的に小さい変更があったこともあるが、基本同じ)
・制限時間=70分
・大問の数=4題
(1=長文(2よりは長い)、2=長文(1よりは短い)、3=会話、4=整序英作文)
・方式=完全オールマーク(記述なし。)
・配点=100点
※小問別の配点は未公表で、「大問で〇〇%」として発表されている。
よって、過去問を解いた時の自己採点は、おおまか以下のように考えると良い。
「1 長文=45% 15問なので、1問3点と計算」
「2 長文=15% 5問なので、1問3点と計算」
「3 会話=20% 10問なので、1問2点と計算」
「4 整序英作=20% 5問なので、1問4点と計算」
**出題傾向 概要**
龍谷の英語は、近大や京産に比べて、長文の比重が大きい。
配点も大きい(2題で60点)し、量も多い。当然「長文重視!」と思って取り組むことになる。文法問題は第4問の整序英作だけだが、長文1には、空所補充として文法を問う問題が含まれているので注意しておこう。
よって、長文重視ではあるものの、やはり長文、文法、語彙とバランスよく学習することが大切。
3の会話と、4の整序英作で、それぞれ10分弱ずつ。残りの約50分で長文。ただし、出来れば5分程度の見直し時間が残るように配分することが望ましい。
**出題傾向 大問別**
〔1〕長文
2の長文より長く、700~800字程度。設問は15題。時間配分は30~35分が目安。
出題形式は、「本文の内容の説明、内容の真偽」を問うという問題が中心。「本文と一致するもの」「本文と一致しないもの」という出題があるので、問題文の読み間違いのないようにしよう。上記のように「空所補充」や「代名詞(it, theyなど)が差しているものは何か」という問題も出題される。「空所補充」では、関係詞、接続詞、接続副詞(nonetheless, therefore, moreoverなど)の出題が多い。また動詞の用法や前置詞なども出題されるので、文法の知識もしっかり習得しておく必要がある。
〔2〕長文
1の長文より短く、400~600字程度。設問は5題。時間配分は15分程度が目安。
1と違って、出題内容は読解に関することのみで、文法的要素は問われない。
先述の通り、長文2題で50分以内に終えることを前提で、読み進めていこう。
〔3〕会話
短めの会話と長めの会話の2種類で、5題ずつトータル10問出題される。
会話の決まり文句は、ある程度は知識として知っておく必要があるが、基本的には「前後の流れ」で解くことが中心。前後のうちの「後」で答えが決まることが多いので、ちゃんと「後」を読んで、選択肢を選ぶように注意しよう。時間がないからと焦って、簡単な問題を取りこぼすことがないようにしたい。
〔4〕整序英作文
日本語が明示されているが、実際の英文とその日本語が、文構造上「そのまま一致」しているわけではない、という出題が多い。例えば、「まさか君に入学初日に会うなんて、思いもしなかった」という日本語で、書き出しは「I have never…」などではなくて「You are …」が正解となっているなど。また、無生物主語の出題も多いので、龍谷大学の問題は特に「日本語と英語の不一致」というケースが起きやすい。こういうこともあり、過去問演習をする時は、「あえて日本語を見ずに問題を解く」という訓練をすると、英語力が鍛えられるのでおススメする。
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