cameraの意外な意味?

「カメラ女子」という言葉が流行って久しいと思います。簡単にプロのような写真が撮れるミラーレスカメラの登場で流行ったようでした。ところで、「camera」という言葉ですが、元は「部屋」を表す言葉だったことを知っている人は少ないのでは…?

カメラのはじまりはとても古く、1021年にアラブで発明されたと言われています。小さい穴から外の光を室内に取り入れると壁に外の景色が映るというしくみを利用して景色を描くのに使われました。その部屋のことを「カメラ・オブスクラ」と呼び、「カメラ」は「部屋」、「オブスクラ」は「暗い」という意味でした。

次に「company」という単語を知っている人は多いと思います。この単語は、com-「共に」とpan「パン」という意味の合成から出来ています。そう、panは食べ物の「パン」のことです。companyという言葉は「一緒にパンを食べる。」ことを意味していて、日本語の「同じ釜の飯を食う」という表現に通じるものがあり、「仲間」という意味でつかわれています。また、companyには「会社」という意味があるのは、一緒に行動して利益を得る、つまり生活の糧(パン)を得ることに派生したと想像できますね。

語源には歴史的な経緯があるものや漢字の「へん」と「つくり」のようにつなげて作られたものがあります。学習に必要な単語の語源をすべて知ることは当然不可能ですが、なかなか覚えられない単語等、一度調べてみるのも良いかもしれません。

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