KEC塾予備校部門 枚方本校 数学担当の佐々木です。
能力診断テストが返ってきたことと思います。
高1高2では各1問、新入試を意識して作成しました。
作成は枚方・楠葉・長尾で担当の榊原先生です。
共通テストのようなマーク式ではないので、どんな風に意識して作成されているかわからない人もいると思いますが・・。
実は、みなさんが問題集で見たことがないような問題を作成しようとしています。
2017年末に共通テストのプレテストが公開されたときから、今後は
①見たことのない問題を、知っている知識を組み立てて解くこと、
②少し長い問題でも問題文を正しく読み取って解くこと、
がさらに重要になってくると考えています。
前者については、今に始まったわけではなくて、10年以上前から、特に国公立大学2次試験において、簡単なネタでみたことのないように出題されるのがトレンドと言っています。
また、新課程になった2015年度入試以降、国私とも数学の入試問題はゆるやかな難化傾向です。
それぞれの大学レベルなりに解法を暗記する勉強法では限界があります。
というようなことを考えつつ、2018年6月の能力診断テストからいろいろ新傾向の出題を試みていました。
その結果、生徒くんは問題文を正しく読み取って解くことは予想以上にできる、しかし正しい知識が頭に入っていないので、定義や定理、つまり数学って普通こうやんっていうことに基づいて正しく考えることが難しいことがわかっています。
上記②よりも①が課題というわけです。
従って、私の授業では、みなさんの能力アップにつながるように、普通の数学小テストを作成して、トライしています。
これからもいろいろ工夫していきますね。
尚、次回2月の新高3能診の数学は佐々木作で、およそ半分が新傾向です。
楽しみにしておいてください。