みなさん、こんにちは。KEC塾予備校 楠葉(くずは)本校の松田です。
本日のブログは久しぶりに「指導技術」について。これは、実際に私が塾で指導をし始めたときに、とある先生から学んだ技術です。
授業を担当していると、塾生にとって、「どんな説明がわかりやすいか。」ということをよく考えます。私が担当している数学では、特に図形の解説では、やはり図の見やすさ、図の上手さが重要だと思います。
例えば、「正五角形の1つの内角は108度」と説明をされた際、黒板に書かれたフリーハンドの正五角形が「正五角形に見えない!」となると、何だかちょっと微妙ですよね!?
そこで今回は、フリーハンドでの正多角形(正五角形)のかき方について、書いてみます。興味がわいた人は、一度、試してみてください^^
正多角形の性質として、正多角形は円に内接する。というのがあります。その性質を使って正多角形とかくと、かなり上手にかくことができます。
ではやってみましょう。
まず、黒板にうすく円をかきます。(円をフリーハンドでかく練習は必要です)
次に円周を五等分します。
五等分した点を結びます。
うすくかいた円を消すと完成!
慣れると20秒もかからずに、正五角形をかくことができます。
ちなみに、私が円をかかずに正五角形をかいてみると….。
若干、上の2辺が長くなりました(^_^;)
こんなかき方もあります。黒板に円をイメージして、五等分の点をかきます。
それらの点を結んでも、まあまあな正五角形がかけます。
これなら10秒ほどで作図できますね^^
以上、プロ講師の指導技術ネタでした~。