迫る試験を踏み台に

こんにちは。茨木本校2230です。
夏期講座も明日で終了です。

この夏,いかがでしたか。
受験の基礎を卒業できた人。
よく頑張った,と自分を褒めたい人。
力不足を痛感しつつも,追いついてきた人。

こんなに集中して取り組んだという経験は,
今後のトレーニングにきっと生きることでしょう。

昨日は記述模試でしたが,過去問演習同様,
アウトプットトレーニングの時期です。
緊張感の中で取り組むマーク模試とセンター本番は,
まず7週間後の,10/22【第3回全統マーク】
さらに5週間後,11/26【全統センター試験プレテスト】
さらに7週間後,1/13,14【センター試験本番】
と,いい間隔で迫ってきます。
 
この3段階で,無理なくステップアップを
狙う計画を立ててみることをお勧めします。
⓵試験ごとの目標点を定め,
②模試と過去問で感じたギャップの克服案
を明確にして毎日少しずつ進歩しましょう。
もちろん,困ったときはSOS,
KECの先生方を頼ってくださいね。

9/6から受験本科コース再開。
こちらでも皆さんを知的に突っついていきます。
お楽しみに。

随分秋めいてまいりましたね。

皆さん、こんにちは。大和田本校の小林です。随分とご無沙汰しております。
生来の①筆不精と夏期集中講座と相まって更新できませんでした。
みなさん夏はどのように過ごされましたか。

さて、大和田本校でも夏期集中講座が無事終わりました。
「メッチャ頑張った!!」と思っている子もいるでしょう。
「もっとできたんちゃうかな……」と思っている子もいるでしょう。
いろんな生徒さんがいますね。

小林の予想をはるかに超えて頑張ってくれた生徒さんたちもいます。
けれども、そうでない生徒さんもやっぱりいます。
生徒たちは色々な思いを抱えて今日も自習室に来てくれています(自習室に来てくれる生徒はいいんですけどね)。
2学期はもっと自習室に来てもらえるように仕向けたいと思います。

さて、小林は夏期集中講座以外の業務の関係で、この夏に数十冊の本に目を通さなければなりませんでした。
その中で2,3ご紹介をしたいと思います。

『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子
昨年惜しくも②鬼籍に入られた渡辺和子先生のご著書です。
辛い時、苦しい時、こころの持ちようでそれをプラスに変えられるかもしれない。
言葉の力でそれを伝えようとする著書です。

もしあなたが 誰かに期待した
ほほえみが得られなかったなら
不愉快になる代わりに
あなたの方から ほほえみかけて ごらんなさい
ほほえみを忘れた人ほど
それを必要とする人は いないのだから

このような詩が紹介され(60頁)、渡辺先生の思いが込められています。
「トゲトゲしたころろを優しくしてくれる本」と言えるかもしれません。

『読書の技法』 佐藤優
現代の知の巨人の一人、佐藤優による読書法の解説本。
小手先のテクニックによる安易な速読ではなく、知となり肉となる読書法の勧めです。

重要なことは、知識の断片ではなく、自分の中にある知識を用いて、現実の出来事を説明できるようになることだ。そうでなくては、本物の年気が身についたとは言えない」(58頁)

このために筆者は高校レベルの基礎知識が重要と繰り返し説いています。読書法については小林も③一家言がありますが、その通りと力強く④肯うことができます。

『国家の品格』 藤原正彦
一世を風靡した賛否両論の本。この本のレビューはやめておきます。政治の翼が問われる内容ですので。ただ、小林は生徒に「自分の思想とは異なる本」を読むようにとは伝えています。自分の思想にシンパシーを感じる本というものは放っておいても知的好奇心があれば読むに至ります。ところが、自分の思想と異なる本はなかなか手に取ることをしません。読んでみても「違うやん、コイツ間違ってるやん」と心の中では思うものの著者に直接伝えることはできません。そのこころのよどみがいずれ知の力となります。

問 下線部➀~➃の読みと意味を答えよ。
答えは小林まで。

本能寺

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。

先日,休みの日に用があって京都市役所の近くに行った時のこと。
地図を見ていると,ある事に気が付きました。
市役所のすぐそばに,本能寺があるようです。
歴史の教科書にも必ず載っている「本能寺の変」。
気になるので,さっそく,寄り道をしてみました。
教科書や歴史小説,ゲームでしか見た事が無い本能寺を目の当たりにして,ちょっとテンションが上がってしまいました。

境内には,「信長公御廟所」というのもありました。

歴史ゲームの「○○の野望」にハマった経験のある私としては,無視できない存在です。
「ああ,ここで,信長が・・・」と,しみじみしていました。

用が済んで帰宅した後,本能寺のことを調べてみました。
すると,驚愕の事実を知りました。
私が見た本能寺は,変があった本能寺とは別物なんだそうです。
なんでも,変があった10年後には,豊臣秀吉の命で現在地に移転したとのこと。
私がしみじみしていた本能寺は,移転後の本能寺なのでした。

「昔とは場所が変わっている」と知って少しがっかりしたのですが,調べておかなかったら,間違った知識のまま感慨にふけっていたかもしれません。
その間違った知識のままブログを書いて,思わぬ恥をかいたかもしれません。
ということで,「帰宅してからの復習が大事だな」と改めて知る,京の1日でした。

9月6日(水)より,受験本科後期開講!