新元号発表の日

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
今日,2019年4月1日は,新元号発表の日。
発表となる11時30分頃,私は,出勤前でした。
家で,妻と手に汗握って(?)テレビの前で発表を待っていました。

「令和」と発表されたその後です。
官房長官が「出典は,万葉集の~」と発表していた時,妻が席を立ちました。
私の妻は国語の先生。
本棚から万葉集を持ってきました。
そうなると,出典を確かめてみたくなります。

ところが,そこで問題が発生しました。
「令和」のインパクトが強かったので,その後の官房長官の話,あまり聞いていませんでした。
「たしか,32とか言ってたな・・・」
と思って32番目の歌を見ると,楽浪がどうとか書いてあります。
ぜんぜん令和らしさがありません。
万葉集の他のところもパラパラ見るのですが,量が膨大すぎて,適当に探しても,見つかりません。

そこで,テレビに注目してよく聞いてみると,「万葉集巻五梅花の歌三十二首序文」ということが判明しました。
該当するページを見ると,たしかに「梅花の歌三十二首 并せて序」のところに「時に,初春の月にして,気淑く風らぐ。」と書いてありました。
調べて見つかると,本当に楽しいですね!
気分がスッキリしたところで,家を出ました。

ということで,本日は,3つのことを学びました。
1.集中して話を聞かないと間違える
2.調べるのは楽しい
3.古文を打ち込むのはめんどくさい(「并」って・・・)

平成31年・令和元年の本科授業
4月8日(月)スタート!

卒業生の,ソノサキ

こんにちは。茨木本校2230です。
先日,2230を訪ねて,卒業生Nさん来校。
あいにく2230授業中だったため,
授業後夜22時頃に出直してくださるとのこと。
Nさんは4年前の高卒クラス生。
こちらに帰省なさったおりに顔を出してくれる一人。
今春,国立E大を卒業するのですね。

「こんばんはー」
−−あら〜出なおしてくれてごめんね。久しぶり。
何かいいことあったかい。
「明日東京に行くので,どうしても今日中に報告したくて」
−−レディの報告ってきちゃぁ,なんだアレか?
「大学院進学が決まって」
−−(うっ,違うか)おぉ,それはおめでとう,研究しまくりやん。

東京の総合研究大学院大学に進学が決まったそうです。
物理科学研究科天文科学専攻。
修士課程+博士過程の5年一貫で研究者を養成する感じ。
東京三鷹の国立天文台で研究しまくり。
なんかすごい。

好きなことのために妥協せず浪人し,
進学した大学でめいっぱい学び,さらにその先へ。
アッパレです。

KECで学んだみんながいきいきとして過ごしている姿を
垣間見れること,こうしてわざわざ報告に来てくれること,
嬉しいものです。

KEC時代の仲間でいまだに集まるらしい。
「昼休みにダベりすぎてて,2230先生に叱られて,,,」
思い出の1頁に刻まれるのも,悪くないもんです。