秋分の日

こんにちは。KEC高槻本校の数学・理科担当の川渕です。
9月23日は,中3の合宿の最終日で,さらに,秋分の日。
秋分といえば,昼と夜の長さが同じ・・・

と思いきや,実は,そうではないそうです。
昼の方が長いとのこと。
時間にして,だいたい14分くらいの差があるそうです。
これにはいろいろ理由があるそうですが,主に,次の2つが大きな要因です。

(1) 日の出と日の入りの定義
日の出も日の入も「太陽の上辺が地平線と一致する瞬間」として定義されているそうです。
絵にしたらこんな感じです。

そのため,1日の太陽の動きを見ると,太陽1個分,昼の方が長くなってしまいます。
透明半球を利用してかいたらこんな感じです。

(2) 地球の大気による光の屈折
中1の理科で習う光の屈折。
その際,よく紹介される実験で,「容器の中に物を入れ,後から水を入れると,見えなかった物が浮かび上がって見えるようになる」というのがあります。

この実験での水の役割を,大気がしています。
そのため,地平線近くでは実際よりも太陽が浮かび上がって見えるそうです。
(図中の棒人間の方が浮き上がっていますが・・・)
本来見えないはずの太陽が浮き上がって見える分,昼の長さが長くなるそうです。

ということで,季節は秋。
勉強の秋です。
志望校目指して,秋の夜長は勉強を頑張りましょう!

※本当に夜の方が長くなるのは,9月27日以降です。

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