を切りましたね。
みなさんこんにちは。門真市・守口市の教育発信地、大和田本校の小林です。
さて表題の通りセンター試験まで一週間を切りましたね。
写真は高校生自習室で頑張る大和田太郎君(門真市在中)と相棒の加湿器君とアルコールジェル君。彼らは受験が終わるまで頑張ってくれます。
この時期、最大のセンター対策は体調管理です。
この1週間どう過ごしたらいいかと不安に思っている人もいると思います。
そこでこの1週間でなすべきことを簡単に伝えたいと思います。
●当日ベストな体調で臨むために
➀平常運転を心がける
体調を崩しては元も子もありません。まずは平常運転で勉強していきましょう。そのうえで
➁朝型の生活に慣れる
センター当日は朝から試験があります。寝起きの頭ではベストを尽くせません。センターが始まる時間には脳が完全に起きているような生活リズムをこの1週間で作り、それが「当たり前」となる生活をする。この「当たり前」はとても重要です。
●当たり前の力
誰だって受験当日は緊張します。ところが今日から1週間、センター試験を受ける日と同じ動きをしていると、センター当日も「いつもと同じ日常」に近づけることができます。そうすることでまず、緊張が減ります。また、センター当日に「早起きした」ということにならないのでしっかり睡眠をとって十分に力を発揮できます。
●今から何を勉強するか
暗記の確認をしましょう。ただし、次のようなメンタリティの人はやめておいた方がいい。それは、「ああ、コレ覚えてなかった、ああ、アレも覚えてなかった。覚えてないことがこんなにあって、センターもうだめだ」という人。自分がこのタイプだなと思う人は自分が解ける問題だけを確認して圧倒的自信を持って受験に臨むこと。自信は得点に現れます。圧倒的自信があればケアレスミス等も随分と減らすことができます。
逆に「ああ、コレ覚えてなかった、ああ、アレも覚えてなかった。覚えてないことがこんなにあって、センター前に確認出来てラッキー」と思える人。どんどん暗記の確認をしましょう。もちろんこのメンタリティを持っている人の方が受験では有利です。
小林は国語科なので国語の観点から見ると、たとえば古文や漢文が危ないという人。
1週間あればわりあいと何とかなります。どうすればこの1週間でなんとかなるのか。詳細は企業秘密ですが上述の暗記のサイクルをうまく回すということです。
ところでみなさん、一休宗純をご存知ですか。次は彼が残したとされる言葉です。
「どうじゃこうじゃというが愚かじゃ」
一休は禅僧だったので禅問答のようですが、「なんだかんだとこざかしい事を言う前にやることをやれ」と非常に実務的なことを言っている。
また、一休がなくなる前に、弟子たちに1通の手紙を残したそうです。
「自分の亡き後、寺に万が一のことが起こり本当に困り果てたらこの手紙を開きなさい」
彼はそう伝えこの世を去ります。
数年後、本当にどうにもこうにもならない事態が起こった。
けれども一休はもうこの世を去っています。
彼を頼ることはできません。
困りに困った弟子たちはふと手紙のことを思い出します。
「そうだ、こんな時にこの手紙を開けとお師匠様がおっしゃっていた」
弟子たちはすがる思いで開きます。
するとそこには、
「心配するな。何とかなる」
と目も覚めるような力強い筆跡で書いてあったそうです。
誰だって不安です。
大人たちも不安をいっぱい抱えて生きています。
けど、
大丈夫。何とかなるさ。「案ずるより産むがやすし」です。
今日は長文でした。