みなさんこんにちは。小学生、中学生、高校生みんなの塾予備校、高槻芝生校の小林です。
今日は「スヌーピーの日」だそうです。1950年(昭和25年)のこの日、チャールズ・モンロー・シュルツ(1922~2000年)作の漫画『ピーナッツ』がアメリカの新聞7紙で掲載が始まったようです。
スヌーピー、かわいいですよね。小林も大好きです。世間では「いぬ派?」「ねこ派?」論争が巻き起こることがありますが、小林はそこに一石を投じたい!「あざらし派」という概念を!!
さて、前回読書の話をしたので読書の効用について少しお話をしたいと思います。
まず、活字離れなどと言いますが、小学校で読書会などをしている齋藤孝氏(明治大学教授)によると「小学生は読書好き」だそうです。読書会では「もっと読みたい」と子供たちはせがみ、そこから彼は「知は多くの人に開かれている」といいます。小林も同じように思います。でも、大人になっていくにしたがって本への興味を失っていく。では、どのような本を読めばいいか。
10冊の本を手に取ったらそのうち1冊は興味のない分野を入れることをお勧めします。興味のある本は放っておいても手に取るでしょう。大学生になったら卒業論文を書かなければならないからなおのことです。せっかく本を手に取るなら、興味関心と違うものも混ぜたい。要は「知を開きたい」です。けどその際、まったく興味ないものを最初から手に取るのは難しいですよね。ですから「あんま興味ないけどなぁ」というものから手に取ります。読んでてあまり楽しくないかもしれません。ですが、教養がつきます。
小林の好きな詩人に穂村弘という方がおられます。『短歌という爆弾』で自身がどのように活字に触れて来たのか語られています。
読書はしなくても生きられます。ですが、活字に触れると思いがけない世界に出会うことがあります。「知識を増やそう」なんて野心的な思いもせず、何気なく手に取った本が人生に大きな影響を与えるということもあります。
塾なので受験的な話で締めくくりましょう。
入試(現代文)では高校受験であれ、大学受験であれ、「またこの話か」という頻出テーマがいくつかあります。知っていれば当然読みやすい。読みやすければ解きやすい。つまり、受験で使う背景知識となります。
「じゃあ先生、どんな本がいいですか?」
それは小林まで聞きに来てください。